ウェブ ペイメント スタンダードを使用し、復帰ページが設定されている場合、PayPal会員以外の顧客は、[ショッピングサイトに戻る]リンクをクリックして復帰ページに移動する必要があります。
このリンクの初期設定のテキストは「ショッピングサイトに戻る」ですが、場合によっては、クリックすることでお客さまのECサイトに戻ることを顧客に知らせる最善の方法とは限りません。
ただし、ボタンのテキストを、お客さまの希望するテキスト(60文字までの英数字)に変更できる変数があります。この変数はcbtです。以下に例を示します。
上記の例では、復帰ボタンには、[ショッピングサイトに戻る]というテキストリンクではなく、[ダウンロードに進む]というテキストが表示されます。このコード行を、ECサイトで使用している暗号化されていないPayPalボタンの要素の開始タグと終了タグの間に追加する必要があります。
"cbt"パラメータの詳細は下記のページで"cbt"を検索してご参考ください。
https://developer.paypal.com/docs/classic/paypal-payments-standard/integration-guide/Appx_websitestandard_htmlvariables/
アカウント内でボタンを作成する場合も、この変数を追加できます。PayPalアカウントからボタンを作成する場合は、以下の手順で cbt変数を追加します。
PayPalボタンへのcbt変数の追加:
- https://www.paypal.com/でご自分のPayPalアカウントにログインします。
- [ツール]をクリックします。
-旧バージョンのUIのユーザー: [マイアカウント] > [個人設定] > [販売ツール] > [PayPalボタン]
-新バージョンのUIのユーザー: [マイアカウント] > [プロフィール設定] > [販売ツール] > [PayPalボタン] - [新しいボタンの作成]をクリックするか、一覧から既存のボタンを選択して、[ボタンの編集]を選択します。
- ステップ1および2で、ご自分のボタンに適したオプションを入力し、選択します。
注:ステップ2で、コードレベルでボタンをさらにカスタマイズする予定がある場合は、[PayPalにボタンを保存する]オプションの選択を解除し、ボタンのHTMLソースを表示・編集できるようにします - [ステップ 3: 高度な機能をカスタマイズする(オプション)]をクリックします。
- [高度な変数]の下の[高度な変数を追加する]をチェックします。
- 入力フィールドにcbt =と入力し、表示する値を設定します。
- [ボタンを作成]をクリックします。
注: cbt変数は、復帰URL(ステップ3で「支払い完了時」 に参照される)の変数がステップ3で設定され、[Auto Return URL within Website Preferences(ウェブサイトの設定内の自動復帰URL)]が使用されていない場合に限り、有効です。
上記の手順を完了すると、買い手が支払いを完了した際に、次のステップ、製品のダウンロード、サイト内の領収書ページへの移動などを促すボタンが作成されます。以下はその画面例です。
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