ボタンのコードに設定した復帰URLを送信する際、「rm」(復帰メソッド)変数の2つの値により、PayPalが使用するPOST/GETアクションを切り替えます。
- rmの値:
- rm = 1の場合はGET
- rm = 2の場合はPOST
- 個人設定でアカウントの即時支払い通知(IPN)が有効になっているかどうかで、アクションは以下のように異なります。
- 個人設定でIPNが有効になっている場合
- 初期設定の復帰メソッド(rmの指定なし)はPOSTです。
- 個人設定でIPNが有効で、スクリプトのURLが設定されている場合、return_urlを呼び出す初期設定のアクションはPOSTです。つまり、return_urlがスクリプトの場合、初期設定がrm = 2なので、これを設定する必要はありません。
- 個人設定でIPNが無効になっている場合
- 初期設定の復帰メソッド(rmの指定なし)はGETです。
- 個人設定でIPNが無効になっている場合、return_urlを呼び出す初期設定のアクションはGETです。つまり、return_urlがスクリプトの場合、IPN変数をそのURLにPOSTするには、rm = 2を設定する必要があります。
注:
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自動復帰を使用している場合、自動復帰は常にGETのため、rmは関係ありません。
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return_urlページが静的ウェブページで、個人設定でIPNがオンになっている場合は、return_urlページがGETによって呼び出されるよう、ボタンコードでrm = 1を設定する必要があります。設定しないと、静的ウェブページはPOSTを受信できないので、ユーザーが復帰ページに移動しようとする際、HTTP 405エラーが発生します。
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クエリ文字列とともに、 return=http://yoursite.com/somescript.php?name=valueなどの独自のカスタムパラメータを渡す場合、PayPalは、[送信]ボタンをクリックして完了ページに移動するよう指示するHTMLフォームを生成しますので、ご注意ください。
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