#Javaをラーメンで学ぼう
なぜならみんなラーメンが好きだから。
Javaの基本をラーメンを通して学びましょう。
#一連の目標
- Javaの基本を理解して書けるようになる
読者のみなさんがこれくらいのレベルに達してくれたら嬉しいなあ。
#出力にチャレンジ
プログラミング学習において、"This is a pen."にあたる導入は"Hello World!"と出力することです。
しかし、ラーメン大好きなみなさんには「ラーメン大好き」と出力していただきます。
Javaで出力したい時のキーワードは
System.out.println();
です。この()
の中に入れた内容が出力されます。
「ラーメン大好き」と出力したいならこう。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("ラーメン大好き");
}
}
今は、
public class Main
public static void main(String[] args)
とかは気にせず、
**System.out.println();**の()
中に"ラーメン大好き"
が入っていることを確認してください。
この状態で実行するとコンソールに
「ラーメン大好き」が出力されると思います。
念のため注意していただきたいのは、
-
""
や()
、{}
は半角であること。
です。これさえ守っていれば動くはずです。
さて、もしあなたが「ラーメンを食べたい」となった場合はどうすれば良いでしょうか。
「ラーメン大好き」を「ラーメンを食べたい」に置き換えれば大丈夫です。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("ラーメンを食べたい");
}
}
あなたがラーメンを食べたがっていることが伝わったかと思います。
#変数について
上で書いた「ラーメン大好き」文をもう少しスマートに書いてみましょう。
スマートに書くには変数を使います。
変数はよく箱に例えられます。
箱に文字や数字を入れることで、その箱を見た人がその中の値を確認・利用することができるという仕組みです。
しかし、「ラーメンで学ぶJava」である以上、ラーメンに絡めた説明もしておきます。
我々が店でラーメンを食べる際、ラーメンは器に入っています。まさか麺とスープを手渡しするような店はないはずです。この「器」に相当するのが「変数」だとここでは思ってください。
店主さんが作ったラーメンが器に入って我々に提供され、我々は器の中身のラーメンを頂くわけです。
Java(や多くのプログラミング言語)も同様で、誰かが計算した結果を「変数」にいれ、我々はその変数の中身を使って更に計算をしたり、中身を出力したりするわけです。
では、変数を使って「ラーメン大好き」文を書いてみましょう。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
String love = "ラーメン大好き";
System.out.println(love);
}
}
ここではあなたのラーメン愛をlove
という変数に込めました。
System.out.println(love);
によってあなたの愛の中身を出力しているのです。
「ちょっと待って、String
って何。」
となった方、次回をお待ちください。