はじめに
今話題のChatGPTですが、2月1日に有料版のプランが発表されましたね。
The new subscription plan, ChatGPT Plus, will be available for $20/month, and subscribers will receive a number of benefits:
- General access to ChatGPT, even during peak times
- Faster response times
- Priority access to new features and improvements
ChatGPT Plus is available to customers in the United States, and we will begin the process of inviting people from our waitlist over the coming weeks. We plan to expand access and support to additional countries and regions soon.
月額20ドルで米国でサービス開始。ウェイトリストに沿って提供開始し、その後順次世界中に対象を広げていくとのこと。
無料のバージョンも引き続き利用できますが、しばらくは混雑して使えない時間もありそうですね。
一方でGoogleも Bard という対抗馬を発表し、盛り上がってきました。
ChatGPTって使えるの?
各所で色んなことが言われていますが、個人的には非常に気に入っています。
様々な使われ方がインターネットで紹介されてますが、もっと気軽に「自分はこう使ってますよ。」というのを書いていこうと思います。
ChatGPTでプログラマは不要になるか?
どうなんでしょうね?
プログラマが行う作業を、いい意味でも悪い意味でも省力化してくれるのではないかと思います。
コピペのコードが厄介なように、使う人と条件を選ぶ感じですかね?
非公開の情報をインプットしないよう気を付けましょう。
15分程度触っただけなので評価は避けますが、試しに何個かお願いして作成したプログラムは「動く」ものもあれば、「動かない」ものもありました。
「動く」というのはエラー無く実行できるという意味で、実行結果は残念ながら不十分なものでした。
「動かない」というのは文字通り実行時にエラーが発生して動かない感じでした。
ただChatGPTの出す回答にフィードバックすることで会話を通して回答の精度を上げられるので、話題によっては非常に有用かなぁという印象です。
特に「こんなことやりたいけどやり方がわからん。」というものについては、実際に着手する時のとっかかりを提供してくれるのでうれしいです。(どうせその後に自分で手を動かして検証していくので。)
AIを使うスキル(質問のスキル)というのが新しい時代に求められそうですね。
正解は期待しないが、手掛かりが欲しい時に便利
上でも書きましたが、「こんなことやりたいけどやり方がわからん。」ということがあった場合、Googleで調べるよりもChatGPTと会話した方が迅速に期待した回答が得られます。
特に最近業務でAWSを触る必要に迫られており、お勉強をしながら業務を進めていくわけですが、「あんなことできるのか?」「こんなことできるのか?」といった疑問がたくさん出てきます。
これまではキーワードでGoogleを検索してみたり、マニュアルをつまみ食いして理解できず、あきらめて最初から読んだりしていたものの、ChatGPTに聞いてみると行動の手掛かりを与えてくれます。
とりあえずしばらくの間 ChatGPTに期待すること
回答の内容は正しいこともあれば間違っていることもあります。
なので、正解を求めて利用するのはよした方がいいと思います。
「物知りだけと時々適当なことをいう先輩だと思って相談してみる」のが良いのかもしれません。
会話する中で一つの仮説を提供してくれるので迅速にアクションに移れますし、仕事がだいぶ効率化すると思います。
当然、業務上の具体的な情報とか機密情報は入力してはダメです。あくまで一般的な内容で。
検索エンジンを使うときの様に検索用「キーワード」を設計する必要はありませんが、わかり易く自分の「要望・要件」を伝えるスキルは必要になってくる気もします。
今は面白くていろいろと使っていますが、そのうち飽きるかもしれない。ただ、
世話になっている先輩に時々昼飯をごちそうすると考えると。。。10ドル/月ぐらが嬉しいかな。
まとめ
現在、DXという言葉が至る所で聞かれます。
個人的にDXという言葉自体には何の価値も魅力も感じませんが、行動やプロセスが変革した結果として、業務プロセスの組み換えや仕事の定義が変わり、顧客価値の創出・提供にリソースを割り充てられるようになれば、会社の競争力も高まり結果的に他人からDXと呼ばれるのかなぁと思っています。
状況に振り回されているうちはいくら高尚な言葉を並べ立てていてもダメで、状況をコントロールできるようになることを目指すべきかと。
主観としては、まじめな人・組織ほど己の不足を痛感し「あれもこれも」と自分たちを追い込んでしまいがちに見えます。
創出した時間が重要なのではなく、限られた時間を使って何を「しない」かを考えてみたいと思います。
努力が足りないのではなく、努力を向ける方向性を疑った方がいい。と思わせてくれる力がテクノロジーにはあり、それを駆使していくのが「DX」だといいなぁと思ってます。
取って付けのようですが、RPAも同じかなと思っています。
追記(2023-02-13)
もう少し利用方法について深堀してみました。