はじめに
現在「試験運用版」ということで品質についてはこれから。。という感じですが、無料で使える絵本作成AI ということで、Storybook を使って Robot Lifecycle Management
(BizRobo! のマイナー機能)を紹介する絵本を作ってみました。
お手持ちの Google アカウントにログインし、Gemini にアクセスします。
サイドバーを開いて上のほう。 Gem というメニューの下に Storybook
というメニューが表示されていれば利用可能です。
使い慣れたAIチャットと同様に指示を与えれば、それに沿ったストーリを構成し、絵本としてまとめてくれます。
今回は Robot Lifecycle Management
の解説ページをPDFにして、入力情報として与えているのに加え、絵本に載せるロボットのイメージとして BizRobo!(に似せた白いロボット)の画像も添付しています。
Robot Lifecycle Management とは
解説ページからの引用
Robot Lifecycle Management(以下 RLM)は、BizRobo! の運用管理機能として備わった Git ベースの構成管理・デプロイ機構です。ロボット、スニペット、リソースなどの資産を Git リポジトリで一元管理し、開発環境/テスト環境・本番環境の間で安全に同期・昇格(Promote)・ロールバックを行えるようにすることで、複数の開発者による並行開発やガバナンス、監査対応を強化します。
ロボットなどのファイル以外にもスケジュール情報のバージョン管理もできるので、一時的なスケジュール変更の対応、切り戻しが一発でできるのは便利です。
実は v10.4 の時代から存在する機能なのですが、十分に説明がされてこなかったからか、そもそも需要がなかったからか、これまであまり日の目を見ることがなかったのですが、「説明するのが難しいな。」と思う反面、利用規模が大きくなれば必須じゃないか!と感じたので、夏休みの自由研究として、いろいろと探っているところです。
Robot Lifecycle Management を紹介する絵本たち
まだ「試用版」だからだと思いますが、絵の生成で結構失敗しますね。何回か作り直したものの、必ず何枚かは絵が抜けてしまいます。
一方で、文章のほうは割とまとまっており、単純なプロンプトでも割りといい感じに作ってくれている様子をしたのリンクから試してみてください。
まとめ
取り合えず最小限で作ってみたらこんな感じだった。という紹介が主な目的ですが、その後、プロンプトについてより細かく、登場人物や各ページにおける挿絵のイメージなどを伝えた結果、下記のようにいくらか精度が上がりました。
やはりLLMということで、プロンプトが結構重要ですね。
ChatGPTとは異なり、画像(キャラクター)の保持がまだできませんが、リリース版になるころにはこの辺りも改善されていると結構うれしいですね。
最終版: ビズロボくんとRLMのふしぎなぼうけん