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バタバタした状況でも `やらか` さない。融けるチェックリスト導入のすゝめ

Last updated at Posted at 2024-10-29

はじめに

先週、稼働中のロボットがエラーで停止しました。

Kapplets 経由で運用しているロボットなので実行のタイミングは不定期。
前回の実行は3週間近く前。

その後、2週間前ぐらいにロボットの更新が行われており、その際にパスワードストアのアクセストークンを更新し忘れたことが原因のようだ。

通常は「ロボットの更新」→「アクセストークンの更新」と一連の流れとして実施しており、別に難しいことは何もない。

image.png

ゆえに、手順が抜けてしまったのではないか?と感じます。

みなさん、チェックリスト使ってますか?

運用管理の「基本だろ!」という突っ込みが返ってきそうですが、意外と慣れてしまったこと細かい(他人と共有しない)タスクについては「わざわざ作らない」ことの方が多いんじゃないでしょうか。

言い換えると結構規模が大きかったり複雑なタスク についてはチェックリストで管理するものの、基本「面倒くさいから積極的には作りたくない」という気持ちもありそうです。

つくるだけであれば勢いでやりますが、管理・運用がね。。。

できるだけ自然に、流れの中に組み込む

さて、ロボットの本番アップロード作業を失敗しないように、チェックリストを作りましょう。

Excelでフォーマットを作成し、漏れの無いように項目を洗い出しましょう。

ファイルはロボット管理台帳にリンクを記入して、ファイル自体はサーバーにおきましょう。

みたいにやってくと長続きしない、定着しない、なんかよくわからないファイルだけがサーバー上に残る、、という結果になりそうです。

チェックシート を敢えて意識しなくても自然と存在に気づき、ロボットを本番に上げる際には目に入る。そして面倒くさくない。

というのが重要な気がします。

Design Studio内のメモ機能を使う

マイナーな機能ですが、Design Studioにはテキストエディタの機能が組み込まれています。

image.png

管理しているロボットが所属するプロジェクト内で 新規作成 -> テキスト ファイル を選択しましょう。

image.png

デコレーション機能のないシンプルなメモ帳ですが、十分でしょう。本番リリース時のチェックリストを作成します。

image.png

ロボットファイルを Design Studio 経由でそのまま MC にアップロードする場合、同一プロジェクト内のチェックリストも一緒に同期されます。

プロジェクト自体を シェア プロジェクト にしておくことで、複数人で管理しているロボットであっても、自動的に同期対象となるので便利です。

まとめ

ちょっとしたことや当たり前のことこそ、少し時間が空いてしまったりスポットで他人に依頼するとなると、手こずります。

とはいえ、そんな稀なことに十分な準備で備える、というのも現実的には難しい。

小さな仕組みで習慣化、習慣の共有化をしていくのがいいですよね。

融けるチェックリスト?

使用するのに意識する必要がない。そんなデザインを「融けるデザイン」というようです。

チェックリストはどこまで行っても目的にはなりません。であれば、自然となじむ融けるチェックリストがいいよね。ということで。。。

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