はじめに
先週、稼働中のロボットがエラーで停止しました。
Kapplets 経由で運用しているロボットなので実行のタイミングは不定期。
前回の実行は3週間近く前。
その後、2週間前ぐらいにロボットの更新が行われており、その際にパスワードストアのアクセストークンを更新し忘れたことが原因のようだ。
通常は「ロボットの更新」→「アクセストークンの更新」と一連の流れとして実施しており、別に難しいことは何もない。
ゆえに、手順が抜けてしまったのではないか?と感じます。
みなさん、チェックリスト使ってますか?
運用管理の「基本だろ!」という突っ込みが返ってきそうですが、意外と慣れてしまったこと
や細かい(他人と共有しない)タスク
については「わざわざ作らない」ことの方が多いんじゃないでしょうか。
言い換えると結構規模が大きかったり複雑なタスク
についてはチェックリストで管理するものの、基本「面倒くさいから積極的には作りたくない」という気持ちもありそうです。
つくるだけであれば勢いでやりますが、管理・運用がね。。。
できるだけ自然に、流れの中に組み込む
さて、ロボットの本番アップロード作業を失敗しないように、チェックリストを作りましょう。
Excelでフォーマットを作成し、漏れの無いように項目を洗い出しましょう。
ファイルはロボット管理台帳にリンクを記入して、ファイル自体はサーバーにおきましょう。
みたいにやってくと長続きしない、定着しない、なんかよくわからないファイルだけがサーバー上に残る、、という結果になりそうです。
チェックシート
を敢えて意識しなくても自然と存在に気づき、ロボットを本番に上げる際には目に入る。そして面倒くさくない。
というのが重要な気がします。
Design Studio内のメモ機能を使う
マイナーな機能ですが、Design Studioにはテキストエディタの機能が組み込まれています。
管理しているロボットが所属するプロジェクト内で 新規作成
-> テキスト ファイル
を選択しましょう。
デコレーション機能のないシンプルなメモ帳ですが、十分でしょう。本番リリース時のチェックリストを作成します。
ロボットファイルを Design Studio 経由でそのまま MC にアップロードする場合、同一プロジェクト内のチェックリストも一緒に同期されます。
プロジェクト自体を シェア プロジェクト
にしておくことで、複数人で管理しているロボットであっても、自動的に同期対象となるので便利です。
まとめ
ちょっとしたことや当たり前のことこそ、少し時間が空いてしまったりスポットで他人に依頼するとなると、手こずります。
とはいえ、そんな稀なことに十分な準備で備える、というのも現実的には難しい。
小さな仕組みで習慣化、習慣の共有化をしていくのがいいですよね。
融けるチェックリスト?
使用するのに意識する必要がない。そんなデザインを「融けるデザイン」というようです。
チェックリストはどこまで行っても目的にはなりません。であれば、自然となじむ融けるチェックリストがいいよね。ということで。。。