はじめに
旧 ベーシックエンジン ロボット
1 と ロボット
2 ではデータ変換に利用する書式(Expression)に違いがあります。
なかなかとっつきにくい面もあり、ドキュメントを読んでもいまいち使い方わわからなかったのでコツコツとためておいたチートシートを公開します。
使用時の注意というか備忘
変数には型というのがあって、フォーマット変換前後で型が変わる場合(日付 ⇒ 文字列、文字列 ⇒ 数字 など)には(変換前と)同じ変数には格納できないこともあります。
変数同士の計算や比較などをしないのであれば大抵は Text
型の変数を作っておけば間に合いますが、念のため。意識していきましょう!
文字列型・日付フォーマットへの変更
今
text(dateTime(),"yyyy-MM-dd HH:mm:ss.SSS")
今日
text(date(),"yyyy-MM-dd")
現在時刻
text(time(),"HH:mm:ss.SSS")
フォーマットシンボルの使い方編
フォーマットシンボルや書式については オンラインヘルプの DateTime の書式設定 を参照。
Q
を使ったクォータ の表示
text(date(),"M 月 は第 Q クォータ")
w
を使った週番号の表示(年間での週番号)
text(date(),"yyyy 年 M 月 d 日は 今年の w 週目")
W
を使った週番号の表示(月間での週番号)
text(date(),"yyyy 年 M 月 d 日は 今月の W 週目")
D
を使った日番号の表示(年間での日番号)
text(date(),"yyyy 年 M 月 d 日 は今年 D 日目")
E
と EEEE
を使った曜日の表示
text(date(),"yyyy 年 M 月 d 日(E) は EEEE")
a
を使った 午前/午後 の表示
text(dateTime(),"yyyy-MM-dd a hh 時")
関数を使ったデータ変換
以下、2023年7月19日を基準日として算出
今月一日(文字列型)
text(
date().withDay(1)
,"yyyy-MM-dd"
)
今月末(文字列型)
text(
date().withDay(1).plusMonths(1).minusDays(1)
,"yyyy-MM-dd"
)
来月一日(文字列型)
text(
date().withDay(1).plusMonths(1)
,"yyyy-MM-dd"
)
7月の残日数(整数型)
date().daysUntil(date(2023, 8, 1))
うるう年チェック(真偽型)
isLeapYear(date())