##概要
Thinkpad x201が余っていたので,Ubuntuを入れたものの,なんの面白みもなかったので,諸事情によりArch Linuxを入れることにした.
自分用のメモなので参考にならないかもしれない
Thinkpad x201のBIOSはUEFIブートではなくBIOSブートでUEFIブートの参考はこちらの記事です.
公式ページhttps://www.archlinux.org/
参考
・https://qiita.com/TsutomuNakamura/items/b60518f8788e5e998744
.http://grainrigi.hatenablog.com/entry/2017/12/02/221247
・https://ja.wikipedia.org/wiki/Arch_Linux
.http://www.atmarkit.co.jp/fpc/experiments/006oldpc2nas/cfdisk.html
##注意
Arch Linuxは、ローリング・リリースと呼ばれるリリースモデルを採用しており、他のLinuxディストリビューションで見られるような明確な「バージョン番号」や「リリース・スケジュール」を持たない。リポジトリ上のソフトウェアパッケージは日々新しいバージョンへと更新されており、定期的にソフトウェアアップデートを行うことで、システムを常に最新の状態に保つことができる。 --wiki引用
つまり,日々最新のバージョンになります.この記事は2018/7/9に書いたもので,どんどん新しいパッケージなどが配布されているので,この記事通りにやってもうまくいかないことがある.
##環境
Thinkpad x201
BIOSブート
有線LANが使えること(無線LANはGUIを入れた時に設定する.CLIで設定するとなると、wpa_supplicantに静的に記述することになる.)
#USBディスク作成
まずはISOをダウンロードhttps://www.archlinux.org/download/からjapanのミラーサイトでダウンロード.
archlinux-2018.07.01-x86_64.iso 僕の時のバージョンはこれでした.
Run the following command, replacing /dev/sdx with your drive, e.g. /dev/sdb. (Do not append a partition number, so do not use something like /dev/sdb1)
dd bs=4M if=/path/to/archlinux.iso of=/dev/sdx status=progress oflag=sync
と書いてあるが,/dev/sdxの「x」は任意のということで,実際には/dev/sda/とか/dev/sdbとかに当たる。
dd if=/path/to/archlinux.iso of=/dev/sdx
で書き込む
#HDDにブートローダーを作る
##キーボード設定
デフォルトはUSキーなので
loadkeys jp106
でキーマップを確認できる
# ls /usr/share/kbd/keymaps/**/*.map.gz
でどのキーマップが利用できるか確認できる
##パーティションを作成する
パーティションについては ここを参考に
fdisk -l もしくは lsblk でパーティションを確認できる
fdisk /dev/sdx で対話モード
cfdisk /dev/sdx でちょっといい感じなやつ こっちがおすすめ
もしもHDDに既存のデータがあった場合はパーティションをdeleteしてからパーティションを区切る.
boot,swapなどパーティションを区切る時はtypeなどを指定しなければいけない.
/dev/sda1 linux
/dev/sda2 swapなど...
パーティション区切ったら失敗したので,区切らないですが....
フォーマット
ext4のフォーマットで行う
# mkfs.ext4 /dev/sda1
##インストール先へのマウント
# mount /dev/sda1 /mnt
bootディレクトリを作成してマウント
# mkdir /mnt/boot
# mount /dev/sda2 /mnt/boot
##ベースシステムのインストール
/etc/pacman.d/mirrorlis を編集して,japanを一番上に持ってくる
pacstrap /mnt base base-devel
##設定
# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab
##rootを変えてる?
このコマンドは便利で,arch linuxが壊れた時にUSBさして,mount /dev/sda してこのコマンドを入力するとUSBからHDDの中身をいじることができる.
networkに繋がった状態じゃないとだめ.
# arch-chroot /mnt
##タイムゾーン
# ln -sf /usr/share/zoneinfo/Region/City /etc/localtime
# hwclock --systohc
##locale
# locale-gen
/etc/locale.conf になんかする
LANG=en_US.UTF-8
##パスワード
# passwd
##ブートローダーの設定
BIOS で起動しているので,grubでやる
# grub-install --target=i386-pc /dev/sdx
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
##HDDから起動
#reboot
してHDDから起動する
うまくいけばarch linuxが入ってる.基本的にはうまくいかない
###うまくいったらネットワーク設定
##ホストネームセット
# hostnamectl set-hostname myhostname
/etc/mkinitcpio.conf
のなんか消す 忘れた
##有線LANの設定(DHCP)
systemctl enable dhcpcd@enp0s31f6.service
enp0s31f6は自分のネットワークを確認して適当な値に直してください.
#ip a
とかで確認できる.
これでIP降ってくるはず.