PowerToys
Microsoft PowerToys は、パワー ユーザーが Windows 10 エクスペリエンスを調整および合理化して生産性を向上させるためのユーティリティ セットです。
GitHubで公開されており、2021年2月8日現在、x64がサポート対象になっています。
svgファイルやmdファイルがプレビューで見られるようになったり、
MacのSpotlightみたいな機能「PowerToys Run」が追加されたり、
『パワーユーザーじゃなくても、欲しい人いるんじゃね?』っていう機能を提供しています。
そんな機能の中の1つ「Keyboard Manager」を使って、USキーボードでのCapsLockとShift+CapsLockを入れ替える設定をし、使いやすさを感じたので備忘録も兼ねてここに記します。
設定
- PowerToysの設定を開き、Keyboard Managerのメニューを開きます。
- キーの再マップで「Caps Lock」を「VK240」にします。
- ショートカットの再マップで「Shift(Left) + VK240」を「Caps Lock」にします。
以上です。
注意
単押しの機能を入れ替えるのではなく、キーそのものを入れ替えるので、CapsLockと何かを組み合わせている場合(している人いるんですかね?)、Shift+Caps+○○ になります。
余談
karakaram様が公開している「alt-ime-ahk」を普段から使っています。
『WindowsのAlt空打ちで日本語入力(IME)を切り替えるツールを作った - karakaram-blog』
https://www.karakaram.com/alt-ime-on-off/『Releases · karakaram/alt-ime-ahk · GitHub』
https://github.com/karakaram/alt-ime-ahk/releases
以前までは、これに加えて「ULE4JIS」を使用していました。
『ULE4JISの詳細情報 : Vector ソフトを探す!』
https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se476294.html
これは、JIS環境でUSキーボードを使うためのエミュレータですが、CapsLockをJISキーボードと同じ挙動にしてくれるので重宝していました。しかし、動作しなくなることがあり、アプリの再起動が必要な時がありました。
エミュレータが止まればJIS環境でUSキーボードを使っているわけですから、記号などがうまく打てなくなります。それが煩わしく、いつからかCapsLockを捨てULE4JISを使うことをやめてしまいましたが、PowerToysに出会ってCapsLockを捨てなくてよくなりました。これで触れただけで知らぬ間に大文字に!?なんてことがなくなりました。
alt-ime-ahkも挙動がたまに怪しいので、CapsLockでの切り替えに慣れようと思います。ただ、alt-ime-ahkはトグルではなく、各altに英or日が割り振られているのがメリットなので離れることはできないんですよね...