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アメリカでのインターンシップを経て、自分に不足していると感じたこと。

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自己紹介

こんにちは、CDLE youth運営メンバーの櫻田です。

僕は大学3年の終わりから休学して、 1年弱ニューヨークに行きました。行った後数ヶ月後、紆余曲折ありなんとか念願のインターンシップを獲得することになりました。

インターンシップをした企業は、某大銀行のシステム管理などを請け負うSlerでした。その中で僕に与えられた業務はいくつかありましたが、最も重要だったものは、あるリスク値を表示するBIのデモを作成することでした。最終日には、この機能について銀行側のマネージャーの方にプレゼンする機会を頂きやりがいを感じられました。インターンシップをするにあたり沢山の人にお世話になり、感謝しています。

自分に不足していたこと

さて本題の自分に不足していたことになります。ソフトスキル、ハードスキルどちらもいくつかあります。また、今回インターンシップを始める前に不足していると気づいていたこと(CSの知識、高度なコーディング能力など)は省きます。僕も駆け出しのエンジニア故お見苦しい点あるかと思いますが、お付き合いください、、、

英文メール作成能力

裏方であるエンジニアというポジションゆえかもしれませんが、オフィス内では比較的カジュアルな英語で話します。一方メール作成となると、フォーマルな英語やメール固有の英語表現を用いて、アメリカのメール文化に則って伝えることになります。メールの文章自体は、インタラクティブでないので一度きりで、正確かつ簡潔かつフォーマルな文章を伝える能力が重要です。ちなみに僕が書いたメールの文章を上司に見てもらった時は、構成から表現から全て添削されました。
ですので日常生活での英会話とオフィスで使う英会話の2つに加え、英文メールの書き方(アカデミックライティング)、この3つを分けてそれぞれ高いレベルを保つことが必要かと思います。

プレゼンスキル

学部の授業で行うレポート発表会とは異なり、ビジネスの現場でのプレゼンは相手を説得して、投資なり採用なり何らかの行動に結びつけさせることが目的になります。
インターン最終日に僕のプレゼンを聞き終えたマネージャーの方にはこのようにアドバイスを頂きました。

「多くの人が自分が言いたいことや知っていることを全て言い切るだけのプレゼンになりがちだが、重要なのは相手が聞きたいことを先回りして伝えることだ。」

批判的な目で見ている相手を説得するには入念な準備が必要です。他人のプレゼンを見ていると、いざ自分がやるとき勇気さえ出せば、堂々と良いプレゼンが出来ると思ってしまいますが、実際には小手先の勇気ではどうにもなりません。
良いプレゼンをするためには、地道に良書を読みながら場数を踏む他ないと思いました。

ミーティングの目的意識

コードのアルゴリズムについて疑問があった時に、メンターの方にzoomミーティングをセットアップしていただいたことがありました。そのミーティングの中で、僕が今の自分の状況を説明してる時に上司が僕の説明を遮って、
「結局何のためのミーティングなの?」
と強めに言われました。かなりヘコみました。
ミーティングには目的意識を持ちましょう。英語で説明することに必死で、相手の視点を意識する余裕がありませんでした。稚拙な英語だからこそ、ポイントファーストで。

自分について

これは仕事やキャリアの枠組みを超えて言えることだと思いますが、他人と信頼関係を築くには自分を知ってもらう必要があります。そのために言葉を使ってあれこれ自分のことを伝えようとする訳ですが、その時自分自身自分のことが分からない、言葉にできないことに気づきます。
アメリカでたくさんの人に会って、自分が好きなことや、ニュースに関する自分の意見など聞かれましたが、どうも正確に自分の意見を答えられない。自分はカラッポな人間なのかとも思いましたが、自分の意見を意識するようになって、その原因は世間の意見が気になるばかりに自分の素直な気持ちを無視していたからだと気づきました。参考:鬱ごはん123話
自分の素直な気持ちを大切にすることが、自己アピールのために重要だと気づきました。

MLB

日本でも野球は人気ですが、ニューヨークでは皆今日の天気よりヤンキースの試合結果を気にしていました。バーやレストランでも野球が見れるので、最低限知っていないと飲みに行った時に彼らの話しの輪に入れません。MLBやNFLなど見始めると、すぐ人と仲良くなれたり、友達や同僚も観戦に行けたりアメリカでのQOLが上がると思います。

地道に一歩ずつ

今回挙げたことは、抽象的なことも多くすぐに改善できることばかりではありません。むしろ改善して忘れての繰り返しだと思うので、地道に少しずつ成長していくものだと思って一緒に頑張りましょう。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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