I wrote it in English in the comment section.
◆はじめに
※2017/08/06 Windows10 IoT Core仮想化の現実解はHyper-VでもVirtualboxでもVMware Workstation Playerでもなく「VMware WorkStation Pro」だったため、後日VMwareでの仮想化手順を別記する予定。
流行のIoT用マイコンボードを趣味で買うほどお金が無いため仮想化にトライ。無事成功。
全ての環境を無償で手に入れてVisual Studio2017 community+C#でプログラム作ってリモートデバッグして遊べる。
ちなみに、下記サイトの方法ではNICを認識しない。かつ、Virtualboxを前提としている。
https://www.newventuresoftware.com/blog/running-windows-10-iot-core-in-a-virtual-machine
こんなサイトもある。が、MinnowBoard Maxのイメージ、かつVmwareを前提としている。
https://mmateev.wordpress.com/2017/02/05/how-to-simulate-iot-gateway-using-vmware-workstation/
以下、あえてIntel Jouleのイメージで実施。
◆Windows10 IoT Core仮想化の前提環境
1.ホストマシン・・・Windows10 Pro x64 (Hyper-v機能の有効化必要、Virtualboxとの同時使用不可、管理者コマンドプロンプトから「bcdedit /set hypervisorlaunchtype auto」実行でHyper-vモードへ切り替え可能)
2.USB Wi-Fiドングル(例:BUFFALO WLI-UC-GNME Amazonで800円)→PC内蔵のWi-Fiとは別の通信ルート確保が必要となることがある。ホストがSurfaceであればドングルがなくても構成可能なことを確認済み。当方の使用ホストは、NEC LAVIE Hybrid-Zero MEM:4GB, CPU:Core i5
3.USB Wi-Fiドングルのドライバがあらかじめホストマシンにインストール済みであり、ルータと通信可能(インターネット通信)な状態であること
※たぶんIoT Core x86/x64ベースの64bitイメージなら同じ手順でいけると思う
※試していないが、おそらくARMでもいけると思う → 2017/8/5 ARMはダメだった。。。
◆Windows10 IoT Core仮想化の手順
1.Microsoft の公式ページからIoT Core インストールファイルISOをダウンロードしてPCにマウントし、中身のMSIをホストにインストールする(自分はBuild 16247のISOでトライ)
2.C:\Program Files (x86)\Microsoft IoT\FFU\xxx にFFUイメージ「flash.ffu」が生成される
3.ImgMountをダウンロードしてデスクトップに解凍する(ImgMount.exe)https://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2066903
4.管理者としてコマンドプロンプトを起動し、「CD C:\Program Files (x86)\Microsoft IoT\FFU\xxx」を実行
5.C:\Users\ (username)\Desktop\ImgMount\ImgMount.exe .\flash.ffuを実行
6.コントロールパネル→管理ツール→コンピュータの管理→ディスクの管理
7.flash.ffuのイメージをマウント(5.)した結果増えた「ディスクn」を右クリック→VHDの取り外し
8.取り外しを選んだ瞬間に表示されるダイアログ内に表示されているパスをコピーし、notepadに張り付けて退避しておく
9.Hyper-vを起動→右側ペインの「仮想スイッチマネージャ」をクリック
10.「新しい仮想ネットワークスイッチ」が選択された状態で、「仮想スイッチの作成」ペインの「外部」を選択して、仮想スイッチの作成ボタンをクリック
11.「仮想スイッチのプロパティ」ペインで、「名前:」に「VirtualBridge」(好きな名前で良い)を入力、「接続の種類」に「外部ネットワーク」を選択、リストからUSB Wi-Fiドングルを選択、管理オペレーティングシステムにこのネットワークアダプタの共有を許可する、にチェックON
12.Hyper-v右側ペインの「ディスクの編集」をクリック
13.「仮想ハードディスクファイルの場所を指定してください。」で参照ボタンクリック、8.で控えたパスを指定(フルパス)して次へ
14.「変換」を指定して次へ
15.「VHDX」を指定して次へ
16.「容量可変」を指定して次へ
17.「名前:」欄に表示されているパスの末尾に任意のファイル名(例)「xxx.vhdx」を追加入力
18.「名前:」欄のフルパスをnotepadに退避して次へ
19.「完了」ボタンクリック
20.Hyper-v右側ペインの「新規」をクリック→「仮想マシン」をクリック
21.次へ
22.「名前:」に好きなマシン名を入力して次へ
23.「第2世代」を選択して次へ
24.メモリサイズを適当に変更(1024MBでOK)
25.「接続:」リストから「VirtualBridge」を選択して次へ
26.「既存の仮想ハードディスクを使用する」を選択し、「場所:」に18. で退避したフルパスを入力
27.完了ボタンクリック
◆ffuイメージの展開先例
C:\Program Files (x86)\Microsoft IoT\FFU\xxx
◆おわりに
次はBluetoothドングルの追加とI2Cセンサーのリモートデバッグにトライしようと思う。
◆次の記事
Windows10 IoT CoreをVMwareで仮想化 へ続く
http://qiita.com/PINTO/items/43d3f0540adea08013e9