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MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)ってなんじゃらほい

Last updated at Posted at 2024-09-01

どうもこんにちは。

今回は、弊社の開発部勉強会で出てきたMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)について調べて見ました。

自分がインターネットで調べてみた結果、「こういう風に考えました!」という内容になっているので、あくまでもひとつの考えとして捉えていただきたいです。

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)とは?

MVVとは、企業が果たすべき「ミッション(Mission)」、目指す「ビジョン(Vision)」、そして行動の指針となる「バリュー(Value)」を明文化したものです。
これらを明確にすることで、社内外のコミュニケーションを円滑にし、企業の存在意義を共有することができます。

ミッション(Mission) = 企業が社会に対して「なすべきこと」

  • 企業・組織が果たすべき使命や存在意義を表す言葉
    • なぜこの企業が存在するのか
    • なぜこのシステム開発部が存在するのか
    • この会社は社会にどのような価値を届ける必要があるのか
    • このシステム開発部は社会にどのような価値を届ける必要があるのか

ビジョン(Vision) = 企業・組織が目指す「あるべき姿」

  • 企業・組織の理想像、中長期的な目標を表す言葉
    • ミッションを実現するために、企業はどのような状況になるべきか
    • ミッションを実現するために、システム開発部はどのような状況になるべきか
    • ミッションを実現するために、システム開発部はどのような開発体制を持っているべきか
    • ミッションを実現するために、どのような志であるべきか

バリュー(Value) = 企業・組織の構成員が具体的に「やるべきこと」

  • ミッションやビジョンを達成するための具体的な行動指針、行動基準を表す言葉
  • 企業・組織の構成員の行動や判断の基準となる価値観

MVVの同義語

同じような意味を持つ言葉で、ステートメント、フィロソフィー、スローガン、クレドがあるようです。
また、ミッションを企業理念、ビジョンを経営理念、バリューを行動指針として対応させることもあるようですね。

MVVの重要性

MVVは、企業のアイデンティティを形成し、経営判断や目標設定の基盤となります。また、従業員のエンゲージメントを高め、組織の一体感を醸成する役割を果たします。

MVVの作り方

1. ミッションを決定

  • 企業や組織が何を達成すべきなのか、ミッションを決定

MVVは企業・組織の根幹に関わることなので、事業理解の深いメンバーがそろうことが重要です

2. ビジョンの決定

  • 企業や組織が、ミッションを達成するためにどのような状況が必要なのかを決定
  • そのためには、企業や組織の立ち位置を明確にする必要がある

企業の場合、少なくとも以下について考える必要がある。

  • 顧客が自社に求めるニーズ
  • 競合のMVV
  • 自社のポジショニング

3. バリューの決定

  • 企業や組織が、ミッション/ビジョンを達成するためにどのような行動/業務が必要になるのかを決定

初期の決定も必要だが、決定後にPDCAサイクルを回し、「本当にミッション/ビジョンにつながる行動ができているのか」「現在をよりよくすることはできないか」を確認,議論し、Kaizenしていく必要がある。

確認、議論には、現場のメンバーを巻き込む必要がある。

MVVを策定する際の4つのポイント

ポイント1.MVVのつながりを意識する

ミッション、ビジョン、バリューのつながりを意識した内容で策定することが大切です。
MVVに一貫性を持たせることで、社員の行動イメージの解像度が上がり、普段から意識しやすくなります。

ポイント2.頭に残る情報量にする

MVVは、ぱっと見て内容が理解できるボリュームにします。
多すぎる項目や長すぎる文章を避け、社員全員が頭に入れておける情報量を意識してください。

ポイント3.共感できる言葉にする

表現の格好良さではなく、広く理解が得られる言葉を選びます。
耳慣れない横文字の言葉や人によって解釈が分かれる言葉、難解な言葉の使用は避けましょう。

ポイント4.時代や社会性を踏まえる

企業視点で伝えたい内容だけでなく、時代性・社会性にあった言葉選びや表現を意識しましょう。
特に現在はネットやSNSの発達で、企業情報を目にする接点が多いので、企業のメッセージがリスクになる可能性もあります。

MVVを浸透させるための4つのポイント

MVVは策定するだけでなく、社内外に浸透させることが重要です。そのためのポイントをまとめます。

ポイント1. 継続的な発信

MVVの言葉通りの効果はすぐに表れません。中長期的に実現するものとして、継続して発信していくことが大切です。

ポイント2. 企業、組織のトップからの発信

企業、組織のトップが発信することで、重要なコンテンツであることを伝えます。
MVVは内容を頭に入れておくだけでなく、情緒的に伝わることも重要です。
企業、組織のトップの言葉で噛み砕いて、熱量を持って発信することで、より強く社員への浸透を図ることが期待できます。

ポイント3. 会社、組織ごとに紐付ける・組み込む

人事・表彰のタイミングや、決算や新人の入社研修などの会社、組織ごとの都度、発信する機会をつくります。

ポイント4. 周知だけでなく、「理解」の機会をつくる

ペーペー社員の自分としては、これが一番重要に感じています。

ただ発信の機会を増やすだけでなく、MVVを理解する機会をつくることも重要です。
MVVに関する社内ワークショップを行うことで社員同士がMVVについて考え、語り合い、より深い共通認識の醸成が期待できます。

まとめ

自分で調べてみて、MVVは企業や組織が前進するために必要なものだと感じました。
特に、企業、組織として決定するのは重要ですが、さらに細かく、プロジェクトごとに決定することで方針を間違えることなく進むことができるのではないかと感じました。

あくまでも個人的な感想です。

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