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【Ruby】ヒアドキュメントについて勉強しました

Last updated at Posted at 2024-11-04

どうもこんにちは。

今回は、Rubyのヒアドキュメントについて勉強をしたので、備忘録として残します。

ヒアドキュメントとは

ヒアドキュメントは、複数行にわたる文字列を簡単に扱うための構文です。

基本的な構文

文字列 = <<識別子
ここに複数行のテキストを記述します。
任意の行数だけ続けられます。
識別子

ヒアドキュメントで必要とするのは、識別子です。識別子は、どんな単語を使用しても大丈夫です。ただし、最初と最後の識別子が同じである必要があります。

サンプルコード
message = <<END
こんにちは!
これはヒアドキュメントの例です。
複数行にわたるテキストを簡単に扱えます。
END

puts message

---

#=> こんにちは!
#=> これはヒアドキュメントの例です。
#=> 複数行にわたるテキストを簡単に扱えます。

変数展開や改行コードの扱い

変数展開や改行コードを使用する場合と使用しない場合で、使い分けが可能です。

使用する場合

まず、デフォルトの構文では変数展開や改行コードの使用が可能です。

name = "太郎"
message = <<END
こんにちは、#{name}さん!
今日は良い天気ですね。
END

puts message

#=> こんにちは、太郎さん!
#=> 今日は良い天気ですね。

また、通常の文字列と同様で、識別子を""で括った場合も変数展開や改行コードの使用が可能です。(デフォルトでいいなら使わんですな)

使用しない場合

識別子を''で括った場合、変数展開や改行コードの使用ができなくなります。

name = "太郎"
message = <<'END'
こんにちは、#{name}さん!
今日は良い天気ですね。\n
END

puts message

#=> こんにちは、#{name}さん!
#=> 今日は良い天気ですね。\n

ヒアドキュメントのインデントについて

デフォルトの構文では、以下のようにインデントを含めた状態で出力がされます。

def example
  message = <<-END
    これはインデントされたヒアドキュメントの例です。
    メソッド内でインデントしても問題ありません。
  END
  puts message
end

example

#=>     これはインデントされたヒアドキュメントの例です。
#=>     メソッド内でインデントしても問題ありません。

インデントを含めない状態で出力したい場合は、<<~を使うことで、ヒアドキュメント内の共通のインデントを自動的に削除できます。

def example
  message = <<~END
    これは自動的にインデントが削除されます。
    コードの見た目を損なわずに複数行の文字列を記述できます。
  END
  puts message
end

example

#=> これは自動的にインデントが削除されます。
#=> コードの見た目を損なわずに複数行の文字列を記述できます。

まとめ

Railsアプリケーションで、ERBでロジックを組んでビューをレンダリングするより、コントローラとかでヒアドキュメントを使ってHTMLを生成した方が速いのかなとか思ったりしました。が、ERBにはキャッシュ機構なるものが存在しているようなので、素直にERBを使用した方が良いかもしれませんね。

また、先日のKaigi on RailsでViewComponentを使用する方法についても学ぶことができたので、どこかで試したいです。

以上

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