概要
Web システムを開発していて、データを保存しておきたいけどクライアント側だけでどうにかしたいという場合の方法をまとめました。
調査結果
調べた結果から書くと、Web Storage
を使用しましょう。同じような仕組みとしてcookie
もありますが、以下の 3 つの違いから、Web Storage
を使用した方が良いと思います。
- 扱えるデータが
Web Storage
のほうが大きい(cookie
は 4KB、Web Storage
は 5MB)。 - JavaScript による制御がより簡単。
-
cookie
はリクエスト毎に自動送信されてしまう。
使用方法
まずWeb Storage
はlocalStorage
とsessionStorage
に分かれています。2つの主な違いはデータの有効期限で、localStorage
は永続的、sessionStorage
はウィンドウまたはタブを閉じるまでです。
2つの使用方法に大きな違いは無く、アクセスするオブジェクトが異なるだけです。
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localStorage
/* storageに値を設定 */ localStorage.setItem("key", "value"); /* storageから値を取得 */ let value = localStorage.getItem("key"); /* storageの値を削除 */ localStorage.removeItem("key");
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sessionStorage
/* storageに値を設定 */ sessionStorage.setItem("key", "value"); /* storageから値を取得 */ let value = sessionStorage.getItem("key"); /* storageの値を削除 */ sessionStorage.removeItem("key");
感想
今回調べてみて、Web Storage
というものを初めて知りました。Jsonのような使い方ができるので使い勝手も良いと感じました。
記事に間違いや追加してほしい事がありましたら、コメントにご記入ください。
(感想も欲しいです!!💛)