jq
はJSONデータを処理するためのコマンドラインツールです。
インストール
以下のコマンドでHomebrewを使用してインストールできます。
brew install jq
使い方
特定のJSONファイルを色付きかつフォーマットされた状態で表示します。
jq '.' /path/to/file.json
特定のスクリプトを使用してJSONデータを処理するには、次のようにします。
cat path/to/file.json | jq --from-file path/to/script.jq
特定の引数を渡してJSONデータを操作するには、以下のコマンドを使用します。
cat path/to/file.json | jq --arg "name1" "value1" --arg "name2" "value2" ... '. + $ARGS.named'
複数のJSONファイルから新しいJSONオブジェクトを作成するには、次のようにします。
cat path/to/multiple_json_file_*.json | jq '{newKey1: .key1, newKey2: .key2.nestedKey, ...}'
特定のインデックスの配列アイテムを表示するには、以下のコマンドを使用します。
cat path/to/file.json | jq '.[index1], .[index2], ...'
JSONファイル内のすべての配列またはオブジェクトの値を表示するには、次のようにします。
cat path/to/file.json | jq '.[]'
特定の条件を満たすオブジェクトをフィルタリングして表示するには、以下のコマンドを使用します。
cat path/to/file.json | jq '.[] | select((.key1=="value1") and .key2=="value2")'
特定のキーをJSONオブジェクトに追加または削除するには、次のようにします。
cat path/to/file.json | jq '. + {"key1": "value1", "key2": "value2", ...}' # 追加
cat path/to/file.json | jq '. - {"key1": "value1", "key2": "value2", ...}' # 削除