基本的な使い方
printf
コマンドは以下のように使用することで文字列などの整形ができます。
ターミナル
$ printf [-v 変数名] 書式 [数値, 文字列 など]
-v 変数名
を入力することで整形した内容をシェル変数にセットできます。
書式指定の記号
書式指定の際に使用する記号は以下のとおりです。
%
の後に数字を記述することで桁数を指定できます。
%
の後に'
を記述することで3桁区切りにできます。
記号 | 説明 |
---|---|
%s | 文字列 |
%c | 1文字 |
%d, %i | 10進数の整数(符号付き) |
%u | 10進数の整数(符号なし) |
%o | 8進数の整数(符号付き) |
%x | 16進数の整数(符号付き、アルファベット小文字) |
%X | 16進数の整数(符号付き、アルファベット大文字) |
%f, %F | 小数形式の浮動小数点数 |
%e | 指数形式の浮動小数点数(指数記号"e"部分が小文字) |
%E | 指数形式の浮動小数点数(指数記号"E"部分が大文字) |
%g | 指数形%eまたは%f(適した書式を自動選択) |
%G | %Eまたは%F(適した書式を自動選択) |
\" | 「"」 |
\\ | バックスラッシュ |
\a | アラート |
\b | バックスペース |
\e | エスケープ |
\f | フォームフィード |
\n | 改行 |
\r | キャリッジリターン |
\t | 水平タブ |
\v | 垂直タブ |
%% | 「%」 |
\x1b[4m | 下線 |
\x1b[1m | 太字 |
\x1b[7m | 背景色と前景色を反転 |
\x1b[41m | 背景色を赤 |
\x1b[43m | 背景色を黄 |
\x1b[42m | 背景色を緑 |
\x1b[44m | 背景色を青 |
\x1b[31m | 文字色を赤 |
\x1b[33m | 文字色を黄 |
\x1b[32m | 文字色を緑 |
\x1b[34m | 文字色を青 |