EditorConfigの設定方法

はじめに

EditorConfigを利用することで複数のテキストエディタやIDEでインデントや改行コードなどの設定を共有することができます。
設定は.editorconfigに記述します。
この.editorconfigの記述方法について記載します。

なおVSCodeの場合には、以下の拡張機能をインストールすることで使用可能です。

.editorconfigの記述方法

以下のように記述します。

.editorconfig

root = true

[*]
end_of_line = lf
trim_trailing_whitespace = true
insert_final_newline = true
indent_style = space
indent_size = 2

[*.md]
trim_trailing_whitespace = false

設定できる主な項目は以下のとおりです。

設定名	説明
[...]	対象ファイルを指定。
root	trueにすることで.editorconfig以下のディレクトリに設定を適用する。
end_of_line	改行コードを指定する。lf,cr,crlfから選択。
indent_style	ハードタブかソフトタブかを指定。tab , spaceから選択。
indent_size	インデントのサイズを指定。2 , 4から選択。
charset	文字コードを指定。latin1 , utf-8 , utf-8-bom , utf-16be , utf-16leから選択。
tab_width	タブの幅を指定する。省略するとindent_sizeが適用される。
trim_trailing_whitespace	行末の空白を削除。
insert_final_newline	ファイルの末尾が改行ではない場合に補完。