はじめに
zsh-autosuggestionsを使用すると以下のようにコマンド履歴に基づいて補完できます。
zsh-autosuggestionsの導入方法について記載します。
導入方法
以下のコマンドを実行してzsh-autosuggestionsをクローンします。
パスは任意です。
git clone https://github.com/zsh-users/zsh-autosuggestions ~/.zsh/zsh-autosuggestions
~/.zshrc
に以下を追記します。
.zshrc
source ~/.zsh/zsh-autosuggestions/zsh-autosuggestions.zsh
記述後に.zshrc
を再読み込みします。
source ~/.zshrc
するとコマンド履歴に基づいて補完できるようになります。
候補が表示された状態で「→」を押下すると候補が自動で入力されます。
Oh My Zshを使用する場合
Oh My Zshをインストール
まずOh My Zshをインストールします。
以下のいずれかのコマンドを実行します。
- curl
sh -c "$(curl -fsSL <https://raw.githubusercontent.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh>)"
- wget
sh -c "$(wget -O- <https://raw.githubusercontent.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh>)"
- fetch
sh -c "$(fetch -o - <https://raw.githubusercontent.com/ohmyzsh/ohmyzsh/master/tools/install.sh>)"
上記のコマンドを実行すると既存の.zshrc
は.zshrc.pre-oh-my-zsh
に変更されます。
zsh-autosuggestionsをクローン
zsh-autosuggestionsを次のコマンドでクローンします。
git clone https://github.com/zsh-users/zsh-autosuggestions ${ZSH_CUSTOM:-~/.oh-my-zsh/custom}/plugins/zsh-autosuggestions
ZSH_CUSTOM
のパスか設定されていなければ~/.oh-my-zsh/custom
以下にクローンされます。
.zshrc
に設定を記述
zsh-autosuggestionsを使用可能にするため.zshrc
を編集します。
.zshrc
...
plugins=(
# other plugins...
zsh-autosuggestions
)
...
記述後に.zshrc
を再読み込みします。
source ~/.zshrc