#Pythonの操作とディレクトリ
Pythonを操作するに当たり、データファイルを読み込むときは、
当該ファイルが格納されたディレクトリをカレントディレクトリとする必要がある。
このメモでは、既にデータが格納されたディレクトリを、
カレントディレクトリとして設定する方法を記す。
#OSモジュールのインポート
ディレクトリを操作するには、os
モジュールをimport
する必要がある。
以下の文を入力。
import os
以下で、まずカレントディレクトリがいまどこに設定されているかを確認し、次に読み込みたいデータが格納されているディレクトリをカレントディレクトリに設定する。
#カレントディレクトリの確認
os.getcwd()
結果は以下。
>>> os.getcwd()
'C:\\Users\\ozspade\\AppData\\Local\\Continuum\\Anaconda3\\Scripts'
こんなところに分析用データは置いていない。
私がデータを置いたのは以下だ。
C:\\Users\\ozspade\\Documents\\PythonScripts
ここをカレントディレクトリに設定する。
#ディレクトリの移動
以下のように入力する。
os.chdir("C:\\Users\\ozspade\\Documents\\PythonScripts")
これで設定は完了、再びカレントディレクトリを確認してみる。
>>> os.getcwd()
'C:\\Users\\ozspade\\Documents\\PythonScripts'
無事分析データが置いてあるディレクトリを指定出来た。
めでたしめでたし。
#リファレンス
KURA IT LAB