はじめに
企業におけるMicrosoft 365 Copilot推進者にむけた記事です。
「Microsoft 365 管理センター」の「メッセージセンター」より取得できる、Copilotに関する直近のUpdate情報をピックアップしてまとめています。 要は”これからリリースされる予定の機能”を追っかけているだけです。
※リリース済みの機能については、Microsoft公式にてリリースノートとしてわかりやすくまとまっているので、そちらをご参照ください。
取り上げている機能は一部であり、完全なる主観での期待度やコメント付きです。
間違っている理解もあるかもしれませんので、正しい情報はメッセージセンターやメッセージID(MC番号)で検索してご確認ください。
期待度 大(やばい)
研究者(Researcher)は、Microsoft 365 Copilot ライセンス ユーザー向けの Word で使用できます
メッセージ ID:MC1111176
簡単に説明:Wordの右側に出てくるCopilotで、Researcherが機能するようになります。
コメント:Wordに記載の文章に補完する形でResearchをしてくれるのか、ただResearch内容がWordに直接記述される機能なのか、読み解けませんでした。前者だったらうれしい。
期待度 中(よさそう)
Microsoft 365 コパイロット |Viva Engageディスカッション投稿をグラウンディングソースに追加
メッセージ ID:MC1112450
簡単に説明:Microsoft 365 Copilot(職場)での参照元情報として、Viva Engageの投稿も含まれるようになるようです。
コメント:6月末から始まっているという事後報告。Viva Engageで活発にディスカッションしている会社にとっては、良いUpdateになりそう。
期待度 小(きになる)
[副操縦士の拡張性]エージェントのナレッジ ソースに優先順位を付けるための新しい宣言型エージェント コントロール
メッセージ ID:MC1113667
簡単に説明:エージェントの設定として、追加したナレッジとモデル学習データのどちらを優先とするか選べるトグルが追加になりました。Microsoft Learnも更新されており、詳細はこちらです↓
コメント:これも展開済みという事後報告。デフォルトでナレッジ優先じゃなかったのが不思議。
期待度 大 が延期されたもの
(6月中旬完了→7月下旬完了) Teams 会議の通訳エージェント (Copilot)
メッセージ ID:MC1038409
簡単に説明:音声を別言語で合成してくれる、いわばほんやくコンニャク機能。
コメント:自分の声質のままなので、結構面白いです!実際の業務内でどれだけ使えるかは未知数(遅延があるので会話には向かず、一方向でのスピーチ向けとのこと)だけど、英語喋らない言い訳にできるかも!
(7月中旬完了→7月下旬完了) Microsoft SharePoint: Microsoft 365 Copilot を利用した FAQ の新しい Web パーツ
メッセージ ID:MC1074972
簡単に説明:新しいSharePointのWebパーツとして、指定したデータソースを元にしたFAQを自動生成してくれます。こちらに詳細があります↓
コメント:規程や手順書や製品マニュアルなど、整ったドキュメントに対するFAQ作成にはとても相性がよさそう。特に人事や総務の役に立ってほしいですね!
(7月下旬完了→8月中旬完了) Copilot Notebooksの研究者(Researcher)
メッセージ ID:MC1099685
簡単に説明:Notebookで追加したデータソースをひとくくりに、Researcher(マルチステップ調査)が実行可能になります。
コメント:参考画像が出てきました!Notebooksの入力欄にResearcherがつくようなので、これはとても良さそう!
まとめ
Updateの展開開始~完了のスケジュール感をマーメイド記法でまとめてみました。