はじめに
前回の記事にてFlutterを使って個人開発したアプリをリリースしたため軽くご紹介をさせていただきました。(https://qiita.com/Oyama-Kohei/items/7c4a6a7be226f0775bb2)
iOSのアプリリリースにはAppleの審査があり、基準がかなり厳しいため自分も苦労をしましたが今回の記事では、そんなiOSアプリリリースの苦労話やツールなどを紹介できればと思います!
アプリができたら
まずはAppDevelopperProgramに参加しましょう!
これをしないとAppStoreに自分が作成したアプリを登録できない仕組みになっています。
こちらから → https://developer.apple.com/programs/
参加費用は年間で約100ドルです。。。高い。。
ただ自分は一通りリリースまでやってみることで得られた知識/経験は大きいものでした。
iOS開発をやっている方は一回でもいいのでやってみるといいかもしれません。
AppStoreConnect
多くの方はTestFlightからアプリのテストを行なっているかと思いますので、ビルドからアップロードの手順に関しては割愛いたします。
自分は下記の記事を参考にしました!
AppDevelopperProgramに参加すると,タブ選択でAppStoreからこのようなページが表示されると思いますので、iOS App > +ボタンでTestFlightのバージョンを指定してリリース準備を始めることができます
ここからはリリースに際して必須情報を入力する際に自分がどのような情報を入力したか? リジェクト(Appleからの審査落ち)を回避するためには?などの情報を共有できればと思います!
iOSのプレビューとスクリーンショット
iOSのリリースに伴い、iphone6.5, iphone5.5インチそれぞれのプレビュー画像の登録が必須になっています。
自分も色々と調べましたが、画像には実際のアプリのイメージや機能の説明などが入っているものが一般的でした
下記に公式イメージで端末の枠画像をダウンロードできるので、そこからイメージを無料で自作することもできますが、、、
自分は作成した画像を各端末のサイズ出力できるツールがあったので、それを使用して作成しました!
(後からですが、、個人的には自作でも簡単に作成できそうだったので自作をお勧めします)
プライバシーポリシーの作成
アプリの内容によってはプライバシーポリシー及び利用規約の策定が必要になります。
例えば、自分が作成したアプリの場合FirebaseAuthenticationによるメールアドレス/パスワード認証やGoogleAdsの広告表示の観点で " 利用者情報の取得/利用 "に該当したためプライバシーポリシーを策定しました。
というか少ししっかり目のアプリであれば大体規約の作成が必要になります。
雛形などもあります!
必ず作成しましょう!!!(というより作成しないとほぼリジェクト対象になります。。。)
ちなみに参考までに自分のアプリで作成したプライバシーポリシーと利用規約は下記のものなので参考までに。
なお、公開方法に関しては、自分の場合GitHub Pagesというホスティングサービスを使ってwebページをインターネット上から公開して、それをFirebase Cloud Storage内で管理してフロント側から参照する方法をとっています。
レンタルサーバーを契約しなくても簡単に自分が作ったWebページを公開できるので便利です!
その他
「サポートURL」と「問い合わせ先」を登録する欄があり、アプリに不具合があった場合の問い合わせに使用するものなのですが、自分の場合はアプリ専用のwebページを作成するのが面倒だったので、開発用のメールアドレスからtwitterアカウントを作成してtwitterのアカウントページをwebサイトのページとして登録したらすんなり審査通りました。。。
まとめ
特にアプリをリリースする上でのリジェクト対象をあげてみましたがおさらいすると「アプリイメージ」「プライバシーポリシー/利用規約」そして紹介しませんでしたが最も重要なのはバグをなくすことです!
自分は何度もリジェクトを食らいましたが皆さんもめげずに頑張りましょう。
忘れてましたが一番のハードルはAppDevelopperProgramに参加する費用でした。。。