目次
1.はじめに
2.Pythonを導入しよう
3.VSCodeを導入しよう
3.基本操作と四則演算編
はじめに
前回は使用する書籍の紹介を行いました。(Markdown式の記述を推奨してくださった方、ありがとうございます。)
この記事では午後試験対策としてPythonを選んだ理由、導入手順、初歩的なコードについて書きたいと思います。
なんでPython?
理由は大きく2つあります。
- アルゴリズムをきちんと学ぶことで午前問題との相乗効果を狙っている。
- データ分析をRで扱ってきたが、データサイエンスとしてはPythonの方が一般的(なイメージ)なので学び直したい。
つまりは基本情報技術者試験の勉強を足掛かりにして、実用的なデータサイエンスを学びたいというわけです。
Pythonを導入しよう
前提として、この日記ではPython3.10.6を使っています。
まずはここからダウンロードページに飛びましょう!
そして特に理由がなければ、Download the latest version for Windowsから最新Ver.をインストールすればいいと思います。
(ここは自分もよくわかってないです。)
インストールの際の注意点
まずは下部にある、Add Python 2.10 to PATHにチェックを入れます。
Customize Installationから
- Documentation
- pip
- tcl/tk and IDLE
- Pythontest suite
- for all users(requires elevation)
にチェックが入っていることを確認してください。
次にAdvanced Optionsの設定です。
- Customize install locationではBrowseでLocal Disk(C:)を直接指定しましょう。これでユーザーネームによるエラーを防げます。
次にチェックを付ける場所です。
- Install for all users
- Add Python to environment variables
は確実にチェックしましょう!確認が出来たら、インストールをしてください。
VScodeを導入しよう
実際にPythonを動かしていく環境として、Visual Studio Codeというエディターを使用します。
Microsoftのソフトで、このページからダウンロードできます。
インストール後、起動すると右下に日本語パッケージを導入しませんか?というポップアップが出ます。クリックして日本語化しましょう!
出なかった場合は【ファイル→ユーザー設定→拡張機能】からも導入できます。
検索窓に「Japanese Language Pack for VS Code」を入力するとページが出てくるので、そこからインストールしましょう。
同様にPythonの拡張機能もダウンロードする必要があります。検索窓に「Python」と入力し、ページからインストールしてください。
基本操作と四則演算編
各種インストールが終わったら、早速VScodeを使ってみましょう。
その前に、デスクトップらへんに空のフォルダを作っておくと便利です。コーディングしたファイルをまとめて収納できます。
【ファイル→新しいテキストファイル→もう一度ファイル→名前を付けて保存】
保存のとき、ファイルの種類:Pythonに変更することを忘れないでください。
では実際に変数の宣言と、四則演算をしていきます。
変数のイメージはラベル付きの箱です。アルゴリズム編の流れ図だと「1→変数a」のような書き方がされていますね。
これは 変数aの箱に1をしまう処理 を表しています。
Pythonだとこの流れ図とは反対向きに記述していきますが、考え方は同じです。
変数a = 1
print(変数a)
このプログラムをVScodeの右上の▷から実行してみると、下部のターミナルという欄に1と表示されると思います。
printは()の中身を表示しろという命令になので、変数aに1がしまわれていることが確認できます。
次に、四則演算についてです。
足し算 | 引き算 | 掛け算 | 割り算 |
---|---|---|---|
+ | - | * | / |
Pythonでは、表の記号(演算子)を使ってそれぞれ四則演算を行います。
変数a = 1
変数b = 2
変数c = 変数a + 変数b
print(変数c)
このコードを実行すると、変数aと変数bを足した結果である3が、変数cにしまわれていることが確認できます。
他の演算子についても実行してみましょう。
変数d = 変数a - 変数b
print(変数d)
変数e = 変数a * 変数b
print(変数e)
変数f = 変数a / 変数b
print(変数f)
後輩向けの導入も兼ねたため、あまりFEとは関わらない記事内容になってしまって申し訳ありません。
長々と続けても読みづらいと思いますので、今回はこの辺で失礼します。