AzureADの情報から部署員一覧表を作成する

できること

• AzureADの情報から、指定した部署の部署員一覧表を作成します。
• 下記テーブルは作成した一覧表の例です。
  

操作方法の例

• 実行すると、 AAD_DeptName_yyyyMMddHHmmss.xlsx を出力します。
• 既定の出力先は %Userprofile\Downloads です。変更する際は Dest パラメータで指定します。
• Dept パラメータおよびファイル名中の DeptName は任意の部署名、 yyyyMMddHHmmss は実行時の年月日時分秒です。
• AzureAD認証時のダイアログには、ご自身が所属する組織のアカウント名とパスワードを入力して下さい。

PS C:\...> Connect-Azuread; .\AAD部署員一覧表出力.ps1 -Dept "DeptName"

準備

Powershellスクリプトの実行許可とモジュールのインストール

• Powershellを「管理者として実行」し、下記のコマンドレットを実行します。
• 「実行ポリシーを変更しますか?」と聞かれたら、「すべて実行(A)」を選択します。

PS C:\...> Set-ExecutionPolicy RemoteSigned;
 Install-Module -Name AzureAD;
 Install-Module -Name ImportExcel

Powershellスクリプトファイルの記述

• PowershellISE、メモ帳、VSCodeなどに下記のコードをコピーあるいは記述します。

param([string]$Dept, [string]$Dest = "$Home\Downloads")
$di = Get-Item $Dest
pushd $di.FullName

$x = Get-AzureADUser -Filter "startswith(department, '$Dept')" -All $true

$x | select ShowInAddressList, Department, Jobtitle, DisplayName, PhysicalDeliveryOfficeName, Mail, UserPrincipalName |
 sort Department, UserPrincipalName |
 Export-Excel -TableName "Table001" -Path ("AAD_" + $Dept + "_" + [datetime]::Now.ToString("yyyyMMddHHmmss") + ".xlsx")

popd

Powershellスクリプトファイルの保存

• 適当な場所( %Userprofile%\Downloads など)に先ほどのファイルを保存します。
• ここでは、ファイル名を AAD部署員一覧表出力.ps1 とします。