NULLとは
テーブルの中に数値や文字列のような具体的な値ではなく、NULLという何も示さないことを意味するものになることがある。
実際にはそこに何もデータが格納されていないことをNULLが格納されていると表現したもの。
NULLの判定
NULLかどうかを判定するには、WHERE句を使い=演算子
や<>演算子
を利用することができないため以下のようにして判定を行う。
NULLであることを判定する
式 IS NULL
NULLでないことを判定する
式 IS NOT NULL
LIKE演算子
文字列があるパターンに合致していることをチェックすることをパターンマッチングという。SQLではLIKE演算子を使用することでパターンマッチングを行うことができる。
式 LIKE パターン文字列
パターン文字列に使用できる文字
パターン文字 | 意味 |
---|---|
% | 任意の0文字以上の文字列 |
_(アンダースコア) | 任意の1文字 |
BETWEEN演算子
ある範囲内に値が収まっているかを判定する。
式 BETWEEN 値1 AND 値2
BETWEEN演算子では、値が「値1以上かつ値2以下」の場合に真になる。
IN, NOT IN演算子
IN演算子は、値がカッコ内に列挙した複数の値(値リスト)のいずれかに合致するかを判定する演算子。
式 IN (値1, 値2, 値3・・・)
NOT IN演算子はIN演算子の逆で、カッコ内に列挙した値のどれとも一致しないものを判定する。
ANY, ALL演算子
IN演算子では、ある値が複数の値のどれかと等しいかを判定することができた。複数の値の大小を比較したい場合には、ANY演算子やALL演算子を利用することができる。
しかし、これらの演算子は単体で利用するメリットは少なく、服問い合わせを行う際の道具として利用すると最大限に活かすことができる。