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人間の目より、機械の目!!書類の不備を一瞬で判断しLINEに通知が来るようにしてみた

Last updated at Posted at 2022-09-21

二度手間からの解放

みなさん、こんにちは。小売業で働く4年目の若手社員です。😎
ネットスーパー🚛🚚の運用を担当しています。
今回、Teachable MachineNode-REDを使い、書類の不備を一瞬で判断してくれるモノ
作成しました。書類チェックの二度手間から解放されることが目的です。

今回の作成イメージは、書類の1カ所(記入日欄など)の空欄が埋められているかどうかを判定してもらうものです。
書き間違えなどは、画像の判定が困難なため、今回の作成イメージからは除外しております。

完成品がこちらになります。

動作の流れ

先ほどの動画は、以下の図のような流れでLINEへ通知が来ています。
スクリーンショット (53).png

なぜ作成しようと思ったのか

私は、本社でネットスーパーの運用を担当しています。
普段の業務のなかでは、小さな課題や、悩み事が多くあります。😥😥

前回の記事では、誰が出社しているかすぐ分かるLINE Botの作成にチャレンジしました。

今回は、本社で提出する書類(申請書や発注依頼書)の記入漏れ不備
一瞬で判断してくれるモノの作成にチャレンジします!👍👍👍
人間の目では見逃してしまうミスを、機械にまかせて、ヒューマンエラーの削減につなげます。

書類修正の二度手間から解放されたいという強い思いで作成しました。
若手社員の小さな挑戦 第2章の始まりです!🚢

使用したツール

Teachable Machine
Node-RED
Make
LINE Developers

作成手順

Teachable Machine

Teachable Machineは、機械学習の独自モデルが作成できるWebアプリケーションです。

そのTeachable Machineへアクセスし、元のデータとなる写真を撮影します。
サンプルの撮影→トレーニング→プレビューという流れになります。

※今回は、「書類OK」と「書類不備あり」の2パターンで作成しました。
サンプルとなる画像は、できるだけ多く撮ったほうが精度が上がると思います。
最初は画像が少なくて、精度が悪かったです。
完成するとこのような形になります。
スクリーンショット (42).png

Node-RED

Node-REDとは、私のようなプログラミングがわからない人でも、
手軽に始められるブラウザで動くプログラミング環境のことです。

Node-REDを、Teachable Machineと連携させます。必要なノードを並べて、繋げます。
ノード(Node)はNode-REDを構成する基本的な構成要素のことで、処理をする機能(プログラム)のかたまりのことです。

今回の構成は、このようになります。
スクリーンショット (43).png
構成によっては、別途追加が必要なノードもあります。
今回は、Teachable Machineのノードを新たに追加し、連携させました。
ノードはいろいろあるので、時間があるときに試してみたいと思います。

cameraのノードの左端をクリックすると、カメラが起動し、フローが動きます。
その結果がこちら👇👇👇👇👇
スクリーンショット (47).png

サンプル画像の通りの結果が出ました👏👏👏
これで、Teachable MachineNode-REDの連携が完成となります。

Make

Makeへアクセスし、シナリオを作成します。

WebhooksLINE Send a Notificationを選択し、繋げます。
Webhooksの設定で、Teachable Machineのパターンを定義させる必要があるので、それを行います。

スクリーンショット (44).png

LINE Developers

LINE Send a Notificationの設定で、LINEとMakeを連携させます。
ConnectionのAddボタンから、自分の使用しているLINEアカウントを選択し、連携させます。
LINE Developersでサインインする必要がありますので、忘れずに!!

スクリーンショット (45).png

返信してほしいMessageも設定します。

完成🏁🏁🏁

①~④の手順を行い、MakeNode-REDのフローをスタートさせると起動する形です。
最終的には、LINE Notifyから通知が来るようになりました。

同じ部署のメンバーに完成品を見てもらいました。「目視チェックの手間が省けて、効率がよくなるね」とコメントを頂きましたので、今後の参考にしたいと思います。

あとがき

Teachable Machineを活用することで、解決できそうな課題がまだたくさんあると感じました。

今回初めてTeachable Machineを使いましたが、デジタル技術の進化に驚くばかりです。
社内の小さな課題であっても、少しずつデジタル化させていき、大きな成果に
つながるように頑張りたいと思います。

Node-REDを今回うまく使いこなせなかったので、今後も勉強を継続していきたいです。

今回は、「書類の不備」がテーマでしたが、今後は「在庫管理」や「広告チラシの読み込み」などに挑戦してみたいです👍👍👍

まだまだ業務の課題はありますが、小さな挑戦をコツコツ続けていきたいと思います。
ご協力いただいた部署のみなさんに感謝いたします。

ご覧いただきありがとうございました。

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