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大学2年からリモートメインだった新卒文系未経験エンジニアが、出社2.5ヶ月、在宅勤務2.5か月体験してみて思ったこと

Last updated at Posted at 2023-08-31

※投稿内容は私個人の見解に基づくものであり、所属企業・部門見解を代表するものではありません。

結論

週1出社がちょうどいいな、と思った話

リモート派になった経緯

2020年4月。前年に生きる人誰に言っても信じられないような社会の変化が起こった。

在宅ワークが浸透し、オフィスを廃止した企業もあった。

当時は大学2年生になったばかり。

大学の授業を受けるのは嫌いではなかったが、現地でないと受けられないような授業がない法学部の自分にとって、わざわざ大学まで通って授業を受ける意味が分かっていなかった(父親がコロナ禍前から在宅ワークをしていたのも大きい)。

「サークルあるし行くか...」くらいの気持ちで仕方なしに行っていた記憶がある。

そんな自分にとって、この社会の変化は願ってもないものだった。

授業はオンラインで受けられるし、通学という苦痛の往復時間は無くなった。

睡眠時間を伸ばして健康的な生活ができるようになった。

特に最初の2~3か月は、本気で「一生このまま続けばいいのに」なーんて思っていた。

就活と大学卒業

就活では当然のように在宅ワークが可能な企業・業種を受けた。

通勤なんてできっこないと思っていたからだ。

(当時は)結構早めの2年生の最後から始めたことが功を奏してか、3年生の12月には内々定を頂いて終了した。

ガクチカは幸い塾講師のバイトで教室リーダーをしていたので、それを最大限活用した。

4年生では前半で単位を取り終えたので、後半は大学へ行かず、好きなことをし続けていた。

友人と日本縦断したり、行ってみたかった土地へ旅行したり、バイトに全力で打ち込んで、バイト仲間と沢山遊んだ。すごく充実して楽しい日々だった。

そして3月。大学卒業を迎えた。

就職と初めての東京

3月の最終週に上京し、迎えた4月3日。内定式は対面。開催地である虎ノ門へ向かうため、新橋で乗り換えた銀座線ホームは地獄の様相であった。

階段まで並ぶ人々の列。衝撃で思わず撮影したのがこちら。

img_9372_720.jpg

これから毎日こんなのに乗るのか...

東京の朝ラッシュの混雑への驚きと同時に、非常に憂鬱だったのをはっきりと覚えている。

2022年、様々な会社が在宅勤務の廃止を表明し始めていた。
https://toyokeizai.net/articles/-/589390

しかし、当時担当頂いていたリクルーターさんからはこの会社は廃止予定がない旨聞いていたので安心していた。

但し、最初の研修は対面であるとも聞いていた。

「まぁ2か月ならいいか」

そう思っていたのだが。

新海誠の映画で見た、美しく輝き、活気に満ち溢れ、ネオンがそれぞれの人生を照らす「東京」という土地に憧れたクソガキは、こうして現実を見ることになるのだった。

勤務形態

入社式ののちは、入社前に聞いていた通りの勤務形態だった。研修の最初は対面。

後半に差し掛かると、出社と在宅が交互。

そして部門配属を経て、現在に至る。

結局、出社は2.5ヶ月、在宅勤務は2.5か月だった。

今後は自ら意識して出社しなければ、あの地獄の通勤電車を再び味わうことはないだろう。

世の中はオフィスへの回帰が進んだ

特に2023年に入り、シリコンバレーでは出社の義務化が流行しているらしい。

曰く、在宅勤務では能率が下がるそうである。

逆に言えば、能率さえ下げなければ在宅勤務でもよいということではないのか。

オフィスへの回帰は必要なのだろうか。

今までの経験から考えてみた。

個人的な感想

率直に言って、週1出社がベストではないかと思う。

理由はコミュニケーションを取るのに丁度いいから。

勿論、オンラインで顔を合わせておけばいいという人もいるだろう。

それはそうだ。私が丁度よいと思った。それだけの話。

行きたくなかったら行かなければいいし、出社したければ行けばいいのである。

私は同期と示し合わせて週1でコミュニケーションを取りに行くのが丁度よかった。それだけの話だ。

一人暮らしはちょっと寂しいし。

でも一律で出社すべき時はある。

それは入社直後だ。同期とは仲良くなっておくべきだ。
研修期間に地獄の通勤電車を耐えてよかったと、これは自信を持って言える。

あの期間がなければ、きっと今も「在宅しか勝たん」みたいな記事を書いているのだろう。

メリット・デメリット

最後に、それぞれのメリット・デメリットをまとめて終わりにする。

在宅のメリット

・通勤電車に乗らなくていい
・通勤時間が浮くのでいろんなことができる

在宅のデメリット

・電気代が余計にかかる
・家を出なくなるので人に会わない

出社のメリット

・人と会う、話す
・同期に会える

出社のデメリット

・電車に乗らないといけない
・なんか知らんけどめっちゃ疲れる
・通勤時間の分、睡眠時間が削られる
・たまーにオフィスに静かにしてほしいなぁという人がいる

最後に

もう一度だけ書いておきますが、これは単に個人の感想です。どっちがいいとか悪いとかいう話ではありません。
どんな勤務形態をとるにせよ、所属企業のルールに従い、その上で個人の自由意志に依るべきだと考えます。

以上

補足

記事を書いてから気づいたのですが、オフィス回帰の動きは既に減少傾向にあるようです。

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