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Privacy Manifest対応時の注意点

Last updated at Posted at 2024-03-27

Privacy Manifestとは?

2023のWWDCにてAppleが発表したThird-party SDKを対象にした新たなプライバシー宣言ファイルです。これまでApp Store Connect上で設定していたものを拡張したという感じに近いと思います。本記事で細かい説明は割愛します。

Privacy Manifest対応方法について

現在Flutterで開発を行っているため,下記の記事がとても参考になりました。

基本的には導入しているパッケージをPrivacyManifestに対応しているバージョンまで上げることでよさそうです。

空のPrivacy Manifestはつくるな!

Apple Developer Forum内のこの質問を確認してみると, Developer Technical Support(DTS)からこんな回答をみつけました。

あなたのフレームワークがプライバシー・マニフェストを必要としない場合、何もしないでください。

つまり,Privacy Manifestを必要としない(指定のAPIを使用していない)場合は何もしなくて良いということです。

既に空のPrivacy Manifestをいれるアップデートを実施してしているパッケージ等も多々見受けられますが,それが原因で審査に落ちるのか?いうところは現時点では不明です。

以下、回答の原文

If your framework doesn't require a privacy manifest, do nothing. 
Avoid adding an empty privacy manifest to your framework.

以下、DeepLさんの翻訳

あなたのフレームワークがプライバシー・マニフェストを必要としない場合、何もしないでください。
フレームワークに空のプライバシーマニフェストを追加することは避けてください。

結論

Privacy Manifestを必要としない(指定のAPIを使用していない)場合は空のPrivacy Manifestの作成の必要なし!

何か追加でわかったこと等があれば,本記事に追記したいと思います。

追記(2024/5/21)

空のPrivacy Manifestが含まれるプロジェクトでも Appleからの警告なしで審査が通ることを確認しました! 
とりあえず空のPrivacy Manifestについては気にせずで大丈夫そうですね。👏

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