ジョブの作成は3つのステップで行います。
まず、結晶構造、格子定数、原子位置などの材料システムを指定します。
次に、バンド構造計算や分子動力学計算など、どのワークフローを実行するかを指定します。
最後に、システムのサイズ、求める精度、利用可能なリソースに応じて、計算パラメータを指定します。
例えば、必要なノード数やノードあたりのプロセッサ数などです。
では、材料システムはどのように指定するのでしょうか?
materaプラットフォームにはいくつかの方法があります。
ローカルのパソコンからcifやvasp poscar形式の構造ファイルをアップロードできます。
また、materaユーザーコミュニティによって提供された1万以上の構造が登録されているマテリアルバンクで検索することも可能です。
さらに、Materials Projectなどの外部ソースから構造をインポートすることもできます。
もしそれでも目的の構造が見つからない場合は、「作成」ボタンを押して、Materials Designerで材料を一から設計してください。
格子の種類、格子定数、原子位置を指定すれば、任意の構造を生成できます。
次に、ワークフローステップはどのように指定するのでしょうか?
ワークフローバンクから検索したり、ゼロから作成したりできます。
materaワークフローバンクには一般的なワークフローが多く登録されています。
必要に応じて、サブワークフローを指定し、ユニットやフレーバーを追加できます。
材料とワークフローが準備できたら、ジョブデザイナーに進みます。
「新しいジョブを作成」をクリックします。
既存のプロジェクトにジョブを整理するか、新しいプロジェクトを作成できます。
必要に応じて材料を一つまたは複数選択します。
ワークフローを選び、重要なパラメータを調整します。
計算タブに移動し、クラスター、キュータイプ、ノード数、ノードあたりのプロセッサ数を選択します。
保存してジョブデザイナーを終了します。
これでジョブ作成が完了し、実行のために送信できる状態になりました。
Mat3ra.comにアクセスして、ぜひ自分で試してみてください。
ご視聴いただき、また当プラットフォームをご利用いただきありがとうございます。
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