TweetDeckは便利。でも若干かゆいところに手が届かない事がある。
私の別アカウントのフォロワーに、私のツイートを大量にLikeしてくる人がいる。
TweetDeckでは公式のように同じ人によるLikeをまとめてくれたりしないので、
突然Notifications欄が、その人のアイコンのLikeしましたの通知で埋め尽くされる事になる。
私のツイートに反応してくれるのはありがたい事だが、どちらかを正直に言ってしまうと、鬱陶しい。
TweetDeckのカラムごとの設定で「この人からのLikeは除外」というような機能があればよかったのだが、ない。
別にTwitterの機能でMuteしたりBlockしたりまでしたくはないので、単に非表示にできればいいのだが。
カスタムスタイルシートで解決する事にした。
ブラウザプラグインのStylusを使う。
Chromeを使っている人は、ここからインストール。
次に、ミュートするためのキーとなる文字列を探す。
TweetDeckの画面でChromeの開発者ツールを開き、インスペクタでnotificationsのカラム内の
非表示にしたい人からのLike通知の部分を探り、<article>というタグを探す。
その中の、data-keyという属性値が重要となる。Like通知の場合、data-keyは以下のような書式となる。
favorite_00000000_1111111111
これがどうやら
- favorite : Likeしました通知
- 00000000 : LikeしたアカウントのID値
- 1111111111 : LikeされたツイートのID値
という意味のようである。したがって、
article要素のうち、data-key属性が"favorite_00000000_"で始まるもの
を非表示とすれば、やりたい事が実現できると考えられる。
StylusでCSSを書く。
TweetDeckの画面で右上のStylusのアイコンをクリックし、
"Write style for:"のところで"tweetdeck"あたりをクリックすると、
tweetdeck.twitter.com 以下で有効なカスタムスタイルシートが書ける。
右側に書く内容はこう。00000000は先程調べたアカウントのID値に置き換えること。
article[data-key^=favorite_00000000_] {
display:none;
}
書いたら左側の[Save]をクリックし、閉じる。
以上。
これでその人からのLike通知は非表示となるはず。
ちなみにfavoriteの部分は、retweetだったりfavorited_retweetだったりfollowだったりmentionだったり
色々あるようなので、必要に応じて調べて使ってみるとよいでしょう。