#はじめに
今回はif文・switch文についての投稿です。
ifを翻訳すると「もし~ならば、もし~なら、~という状況だと(仮定)すると」といった意味があり
if文とはまさに仮定を決めてその仮定を満たしたときに処理を行うことです。
同じような処理ができるのがswitch文です。
#if文
if文は処理を条件や状況に応じて実行内容を変えたい場合に使用します。
条件に当てはまればtrue、当てはまらなければfalseという真偽判定を行いその条件に合わせた処理が行われます。
構文は次のようになります。
if (条件1) {処理1} //条件1を満たせば処理1を行う
else if (条件2) {処理2} //条件1を満たさず、条件2を満たせば処理2を行う
else {処理3} //条件1も条件2も満たさなければ処理3を行う
JavaScripiではこのようにif・else if・elseを用いて処理の振り分けが出来ます。
次に実際の使い方の例を紹介します。
const total_price = 200;
if (total_price > 200 ){
alert ('りんごを購入。残金もあります');
} else if (total_price == 200 ){
alert ('りんごを購入。所持金は0円');
} else {
alert ('りんごを購入することができません');
}
上記の例だと「total_price」に200が代入されておりifの条件である「total_price > 200」は満たされず実行されません。
次の eles if の条件である「total_price == 200」は満たされているのでalert ('りんごを購入。所持金は0円')が実行されます。
処理が実行されたので elseの処理は実行されません。
#switch文
switch文も条件に応じて複数の処理を使い分けたいときに使用します。
構文は次のようになります。
switch(式) //判定式に応じて処理を振り分ける
case 値: 処理 //条件を満たせば処理を実行する
default: 処理 //どの条件も満たさない場合の処理
考え方はif文と同じなので理解はしやすいと思います。
実例を使ってみましょう。
const name = '佐藤';
switch (name) {
case '田中':
alert('田中です');
break;
case '佐藤':
alert('佐藤です');
break;
default:
alert('登録はありません');
break;
}
switch文()内の値がcaseに記述した各値と合致するもののみ処理を行います。caseの値の後には「;」ではなく「:」を記述します。
「break」は処理の終了を表す物で記述しないとその下の処理を実行します。
これを使って複数の値を処理するのに使えます。
const title = ポケモン
switch (title) {
case 'ポケモン':
case 'pokemon':
alert('ポケモンもしくはpokemonです');
break;
default:
alert('違うタイトルです');
}
「default」は「case」の値がどれも一致しないときに実行されます。省略も可能です。
#終わりに
今回の投稿は以上になります。if文、switch文共にとても便利ですのでぜひ使ってみてください。
できることの幅が広がると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。