JavaScript~for文・while文~

#はじめに
今回は繰り返し処理であるfor文とwhile文です。
While文は、条件式がtrueならば制限なく繰り返します。
for文は、決められた回数だけ繰り返します。
それぞれについて説明していきます。
#for文
for文は処理を繰り返すときに使います。
for文を書くときは、以下の部分に注意する必要があります。

・「繰り返す回数」を初期値で設定する
・「条件を満たす場合の処理」を記述する

構文は次のようになります。

構文

for(初期化処理; 反復の条件; 反復の終わりの処理){反復処理}

for文は、「10回まで繰り返し」などのように、決められた回数内で繰り返し処理を行いたい場合に使われます。
実例を使って説明します。

実例

for (let index = 0; index < 10; index++){
  console.log(index);
}

初期化処理: let index = 0;なのでindexに0が代入されます。
反復の条件: index < 10 なのでindexが10以上になるまで繰り返します。
反復の終わりの処理: index++なので処理が終わることにindexが1増えていきます。
処理としては以上でこれを繰り返していきます。

while文
「while文」では、条件式がtrueである間は繰り返し処理が実行されます。
繰り返される回数は決まっていません。
構文は次のようになります

構文

while (反復の条件){反復処理}

このように反復の条件しか記載がないため、反復がいずれ終了するように記述が必要です。
これを実例で説明します。

実例

let count = 0;
while (count < 10){
  console.log(count);
  count += 1;
}

これは変数の値が10以上になるまで加算し続けるコードです。
#continue
for文やwhile文で繰り返し処理をしている途中で処理を抜けるために使用します。
実例は次にようになります。

実例

for (let index = 0; index < 10; index++) {
  if (index % 2 === 0){
  continue;
 }
//indexが2で割った余りが0の場合は、これ以降の処理はスキップされる。
console.log(index);
}

#終わりに
繰り返し処理についての記事でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。