LoginSignup
3
4

More than 5 years have passed since last update.

いまさら聞けない、ネット情報収集の味方「スクレイピングツール」3選

Last updated at Posted at 2018-06-19

みなさんはどのような方法で情報収集をされていますか?

昔の情報収集方法は書籍や新聞の内容をコピー機で複写するか、手打ち入力でデータを作成するかしか手段がありませんでした。とにかく相当な労力を費やした時代です。

ネットが普及した現代社会において、ネットによる情報収集では “コピペ” で楽にデータを得ることができるようになりました。しかし、テキストであればコピペが簡単ですが、コピーした情報をエクセルにそのままペーストすると、余計なリンク情報や画像も一緒に貼られてしまいます。それを整理するのがまた手間です。

そんな時は「スクレイピングツール」が役に立つんですね。このツールを使えば、コードを書く必要がなく、簡単にWebサイトから情報を自動で取得できるので、アッという間に解決することが可能です。業務上、大幅な工数削減に役立つなど重宝します。

今回は、おすすめのスクレイピングツールを3つご紹介します。

Octoparse
Octoparseはwindows用のWEBスクレイピングツールです。PCにインストールして無料で使えます。有料オプションもあり、クラウド抽出やスゲージュル設定など機能が追加されます。ただ無料版でも十分な機能を持っています。
Octoparseの最大の特徴は、ポイントとクリックでデータの抽出範囲を指定できるので、視覚的に理解しやすく、直感的に使えることです。抽出したデータは、エクセル、データベース、JSON、クラウド、CSVなどに保存することができます。
最近日本語でのサービスもスタートですので、とても便利ですね。

Import. Io
Import. IoはURLを入力するだけでデータの抽出ができるツールです。クラドベースのサービスであるため、ソフトウェアなどのダウンロードやインストールは一切必要ありません。ページのURLを入力すると、自動でデータ箇所を判断して情報を集めてくれます。もちろんWindows、Mac、Linuxで使えるスクレイピング用のアプリも用意されています。スクレイピングの終了後、Csv/Json形式でデータをダウンロードできます。さらに、毎週、毎日、毎時のクロール作業をスケジュールできます。現在、無料版は利用できなくなっているようで、最低利用金額は$299からです。

Scraper
ScraperはChrome拡張機能で、インストールが簡単で、複雑な操作・設定手順もありません。Google Chromeを使っている人であれば誰でも簡単にスクレイピングができます。取得したデータをそのまま Googleスプレッドシートに保存することができ、GoogleAppsや Googleカレンダーなど Google連携機能が使える点が魅力です。拡張機能の一つなので、無料で利用できます。

通常、WEBスクレピングには専門のプログラミング知識を必要とします。このようなスクレイピングツールがあれば、簡単にWebサイトから情報をスクレイピングできます。しかも大幅な時間短縮ができるようになりました。
活用するなら、マーケティング、価格調査、在庫調査、データ分析など様々な用途がありますよね。皆さんもぜひ利用してみてください。

3
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
4