問題解決のための「アルゴリズム×数学」が基礎からしっかり身につく本を読み進めるにあたり、備忘録として記録していいるもの。
第2章 アルゴリズムのための数学の基本知識
2.1.4
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
int A[4];
cin >> A[1] >> A[2] >> A[3]; // 入力部分
cout << A[1] + A[2] + A[3] << endl; // 出力部分
return 0;
}
・[]の役割
コード内の [] は、配列の要素にアクセスするために使用されている。C++で配列を扱う際、[] を使って配列のインデックスを指定し、その位置にある要素にアクセスする。
・配列の宣言
ここでは、4つの整数を格納できる配列 A を宣言している。配列のインデックスは 0 から始まるが、このコードでは A[0] を使用していない。
int A[4];
・入力部分
この行では、ユーザーから3つの整数を入力として受け取り、それぞれを配列 A のインデックス 1, 2, 3 に格納している。
cin >> A[1] >> A[2] >> A[3];
・return 0;
C++のmain関数の終わりでプログラムが正常に終了したことを示すために使用される。main関数は、プログラムのエントリーポイントであり、プログラムの実行が終了する際に終了ステータスを返す。
・注意点
配列のインデックスは 0 から始まるため、A[0] は有効なインデックス。しかし、このコードでは A[0] は使用されていない。また、配列のサイズ 4 は、インデックス 0 から 3 までの範囲を持つことを意味する。もし A[4] を使用しようとすると、それは配列の範囲外アクセスとなり、未定義の動作を引き起こす可能性がある。
以下のように A[0] も含めて配列を利用することができる:
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
int A[4];
cin >> A[0] >> A[1] >> A[2] >> A[3]; // すべての要素に入力を受け取る
cout << A[0] + A[1] + A[2] + A[3] << endl; // すべての要素の合計を出力
return 0;
}