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【Power BI】スライサーやフィルター条件を保存しない設定

Last updated at Posted at 2025-03-27

こんにちは。
株式会社エーティーエルシステムズの大場です。

Power BI サービスでレポートを閲覧するとき、前回設定したスライサーやフィルターの条件を常に初期状態に戻したいと感じたことはありませんか?
レポート単位で設定を変更することができます。

業務中にこの機能を知り、便利だと感じたためまとめました。

設定方法1 Power BI Desktop

フィルターの自動保存(固定フィルター)を無効にする方法は2つあります。
まず、Power BI Desktopでの設定方法を説明します。

Power BI Desktopを開いた状態で、左上の「ファイル」をクリックします。

画像左下にある「オプションと設定」をクリックします。
opusyonn.png

下図のように、「オプションと設定」が表示されます。
「オプション」を選択します。
2025-03-26_21h12_47.png

すると、以下のオプション画面が表示されるので、
「現在のファイル」のなかにある「レポートの設定」を選択してください。
「固定フィルター」という設定項目があります。

スクリーンショット 2025-03-27 103047.png

固定フィルターとは、レポートに適用したスライサーやフィルター条件を自動的に保存できる設定のことです。

固定フィルターを無効化したい場合、「エンドユーザーがこのファイルのフィルターをPower BI サービスに保存することを許可しない」にチェックを入れます。

設定方法2 Power BI サービス

固定フィルターに関する設定は、Power BI サービスでも変更可能です。

ワークスペースのレポート一覧を開きます。
設定したいレポートの「...」(その他のオプション)をクリックし、「設定」を選択します。
そのた14310.png

画面左側に表示される、以下の設定に「固定フィルター」の項目があります。
チェックを入れて、設定を保存してください。

214001.png

まとめ

デフォルトでは固定フィルターは有効になっており、レポート閲覧者はフィルターを保存することができます。
固定フィルターを無効化したい場合は、上記の設定をしておく必要があります。

特に、他のユーザーにレポートを共有する場合は、他者が設定したスライサー条件が残ってしまうため、固定フィルターの無効化を活用してみてください。

参考

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