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【Cloud9】Python3.4のdjango1.11で1ミリも理解せずに環境構築してみる

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この記事の目的

Python? django? 環境構築? 正しい理解?

komakai.jpg

とりあえずdjango使って動かしたい!!!!( ˇωˇ )

やる気はあるのに環境構築で躓くなんてヤダヤダヤダ!
という事で、Python歴、django歴1日目の私から1ミリも理解せずに環境構築をお送り致します。

正しいドキュメントを読めばおk

https://docs.djangoproject.com/en/1.11/intro/tutorial01/
現時点では1.11がdjangoの最新だけれど、今後更新された場合は上のURLを1.12とかに変更すればそれが最新のドキュメントです。以上。

ローカルでの環境構築?

「ドキュメント読めばわかるよ、てへっ」だと流石に投げやり過ぎるので説明をしていこうかと。でも細かい所まではしないよ。できないよ!!
Pythonの公式とかANACONDAとかでPythonを動かす環境をローカルに作っても良いけど、

  • 重い
  • 思いの外、時間がかかる
  • なんかよくわからん

初めてPythonに触る人はきっとこうなっちゃう。
mayoi.jpg

とりあえずCloud9に登録する所からしよっか

  • インストール不要
  • 登録するだけでおk
  • 色々環境が整ってる
  • デプロイしやすいぞー!

ということで、Cloud9を使おう!!

django、ワークスペース作るってよ

Cloud9にログインすると以下のようなページにアクセスします。
[Create a new workspace]でワークスペースをつくってみましょ。
cloud9.JPG

すると以下のようなページに遷移するので、公式ドキュメントに倣ってWorkspace Nameを「mysite」、下のテンプレートからは「django」を選択して[Create workspace]を押してください。
workspace.png

Pythonとdjangoのバージョンを確認

ワークスペースが作れたら以下のような画面に遷移します。
start.JPG

さて、まずやることはバージョンの確認です。
公式ドキュメントではPython3.4以上、django1.11が前提とされています。
bashで以下の様に入力してバージョンを確認してみましょう。

bash
python --version
python -m django --version

実行結果
version.jpg
はい古いー、はいふるいー。ということでバージョンを上げます。

Pythonとdjangoのバージョンを上げる

何も考えずに以下をbashで実行してみよう。

Python3へのシンボリックリンク張り

bash
sudo mv /usr/bin/python /usr/bin/python2
sudo ln -s /usr/bin/python3 /usr/bin/python
python --version

実行結果
python-version-up.JPG

djangoの再インストール

bash
sudo pip3 install django
python -m django --version

実行結果
django-version-up.JPG
これで前提条件は整いました!
次はアプリケーションを作ってみましょう。

アプリケーションの作成

以下を実行して「polls」というアプリケーションを作成します。

bash
python manage.py startapp polls

実行結果
application.jpg
上記の様に、「polls」というフォルダとその直下に諸々のファイルが作成されます。これでアプリケーションの作成完了!

Viewを書き換える

これも公式ドキュメントに倣って、views.pyを以下の様に変更します。

polls/views.py
from django.http import HttpResponse


def index(request):
    return HttpResponse("Hello, world. You're at the polls index.")

view.JPG
view部分はこれだけでおk!

urls.pyを書き換える

こちらも公式ドキュメントに倣うだけ!
といってもテキトーに読み流してやってみてアレ?となったのでちゃんとドキュメントは読もう!

pollsフォルダ直下にurls.pyを作成

pollsフォルダを右クリックすると色々とコンテキストメニューが表示されるので、その中の[New File]を選択。
polls-urls.jpg
新たにファイルができるので[urls.py]とファイル名を付けて以下をコピペコピペ

polls/urls.py
from django.conf.urls import url

from . import views

urlpatterns = [
    url(r'^$', views.index, name='index'),
]

polls-urls-code.jpg

プロジェクト側のurls.pyを書き換える

mysite/urls.py
from django.conf.urls import include, url
from django.contrib import admin

urlpatterns = [
    url(r'^polls/', include('polls.urls')),
    url(r'^admin/', admin.site.urls),
]

mysite-urls.JPG

実行してみる

ここまで出来たら実際に動かしてみましょう。
右上の[Run Project]をクリックしてください。
RunProject.jpg

以下のようなログが吐き出されるはず
running.JPG

プロジェクト実行時にURLが出力されます。今回で言うと以下のURLです。アクセスしてみてください。
https://mysite-karimata.c9users.io

飛んでみると… あれ?飛べない?
page-not-found.JPG

それもそのはず。今回作ったのは「polls」というページです。URLの末尾に「polls」を付与してみてください(https://mysite-karimata.c9users.io/polls/ )。そうすると…!
polls.JPG
はい表示できましたー!
とりあえずこれで最低限の環境は作れました!
やったねたえちゃん!Pythonができるよ!

まとめ

上記の流れに沿ってやればマジで1ミリも理解してなくたってdjangoを使った環境構築ができます。細かい所は追々学んでいくとして、まずは動かせる!という所から入って心理的な障壁を下げていきましょう!

では、よいPythonライフを!

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