これまでのあらすじ
ゲームマーケット2023春でアナログゲーム『リバイス・リバース』を販売した。
https://zero-birth-creation.net/archives/boardgames/revise-reverse
『リバイス・リバース』はタロットカードに対戦要素を付加した対戦型タロットカードゲームで、かなりキャッチーな狙いでゲームを作れたと思う。
実際に、事前宣伝はほぼ効果的ではなかったにも関わらず、会場での集客のみで一定の売り上げを上げることができた。
市場の拡大を狙う
その時、来場者の方の一人に
- 「いい線いってるんだけどなんか惜しいんだよな」
- 「デジタル化して海外狙ったら結構いけんじゃね」
とヒントをいただいた。
タロットカードのメイン市場が海外なのは間違いないので、海外に向けた発信をするのは正しそうに思える。
就業先とのスキルマッチ
時をほぼ同じくして、Unityを取り扱う企業に転職することになっていた。
これまではWebエンジニアとしての経験から、Webエンジニアのマネジメントを行なっていたが、今回の転職で扱う技術力域が全く異なるものになった。そのため、タスクの重さや優先度を推し量るためには、
- そもそもUnityゲームがどのような構造になっていて、
- それぞれの作業がどのような働きを持っていて、
- それぞれの作業がどのくらい「重い」のか
を知る必要があった。
そういうわけで新しいチャレンジとして、Unityゲームを0から作ってみることにした。
今回はこのゲームの機能要件を整理する記事とする。
『リバイス・リバース Digital Edition』の機能要件
インゲーム
- 初期配置を行う機能
- 「神々の指」を回転させる機能
- Spreadを逆転させる機能
- 勝敗判定を行う機能
- カルマ計算を行う機能
- それぞれのカードについて、Oracle効果を適切に処理する機能
- 今どちらが有利かを表示する機能
- それぞれの動作に対する演出機能
アウトゲーム
- タイトル・ゲーム開始画面
- スキン変更画面
- スキン購入の仕組み
- オプション画面
- 音量調整
- SE
- BGM
- 各種演出のスキップ機能
- 音量調整
- ゲームを終了する機能
ネットワーク機能
- 通信対戦機能
『リバイス・リバース Digital Edition』の非機能要件
- 動作端末
- iOS/Android/PC
- Versionは要検討
- iOS/Android/PC
以上の要件に従って不定期に開発を進める。