この記事は ウェブクルー Advent Calendar 2022 14日目の記事です。
昨日は @kentaro-arai さんの「 Linux面白コマンド 7選 」でした。
はじめに
WCのデザインTに入って4年弱になるデザイナー @OKmosh です。
何について書こうかなと考えた時にその時聴いていたラジオとデスクの側に並んだ本に目が留まりましたので、
今日は私が作業するのに不可欠なその2つについて紹介しようと思います。
パラパラと見返して参考にしてる本
と、作業中に聴いている芸人ラジオ
についてです。
それでは5位からスタート
初めていきたいと思います。
本についてはバナーやメインビジュアルを作る時にパラパラ見ることが多いので見返す頻度が高い順、ラジオについては好き順でついでに仕事中に聴くののオススメ度も載せておきます。
それでは、本→ラジオ→本→ラジオというトリッキーランキング形式で交互に紹介していきたいと思います。
デザイン本 部門
『 アニメーション・イラスト入門 』 です。
ウォルト・ディズニー『ファンタジア』、MGMスタジオ『バーニー・ベアー』などの制作で活躍した伝説のアニメーター、プレストン・ブレア(1908‐1995)によるアニメーション指南書の名著『CARTOON ANIMATION』、
本邦初の日本語翻訳版。いきいきとしたキャラクターの作り方、なめらかな動きの表現方法、効果的な撮影テクニックなど、アニメーション制作の基礎のすべてが、ブレアの描くキュートで魅力的な作例と共にわかりやすく解説されています。
アニメーションに限らず、イラストや漫画など、あらゆる創作活動で役立つ一冊です。
ここ数年動画を作る機会が増えてきて、動画師匠の@hiro_moriに作った動画を見てもらった際に「予備動作を意識してみたらもっと良くなると思う」とアドバイスをいただき購入した本です。
予備動作についてだけではなく、キャラクターの描き方やイラストに躍動感を与えるための方法なども載っていてとても参考になると思います。
ただ、今のところこんなにがっつりとしたアニメーションの動画は作っていないので、今後さらにお世話になることが予想される一冊になります。
ラジオ 部門
『 きしたかののバナナの天ぷら(バナ天) 』です。
元々岸さんと作家さんが2人でやっているyoutubeチャンネルにハマったのをきっかけに聴き始めたんですが、
トリッキーなボケの岸さんと大体大声でキレてる高野さんの真面目なところも垣間見えつつ、トークもテンポが良く聴いていて飽きないし疲れないです(良い意味で)。
あとは若手芸人さんがゲストが良く出てきますが、ゲスト回でもクオリティが高いのが魅力の一つだなと感じてます。
個人的には心地よいので作業中に聴くのに向いているラジオだと思います。
仕事中に聴くのにオススメ度 ★★★★☆
続いて第4位
デザイン本 部門
『 2色デザイン デュオトーンのミニマムカラー・リファレンス 』になります。
2色デザインは、コストを削減し、可読性を高め、目にも優しく、最小限のデザインで最大限の効果を得るためのデザインメソッドでもある。
本書では、カラーマッチング、デュオトーン、グラデーションの3カテゴリー120以上の事例を紹介。
いままたトレンドを迎える色彩デザインメソッドに焦点をあてる。
ロゴやパンフレット、ポスター、ラッピング袋、本の表紙、展示資料、企業のウェブサイト、販促用マイクロサイトなど、さまざまなカテゴリーのグラフィックを例に、3種の手法の魅力に迫る一冊。
この本には2色のカラーを使ったデザインが多く載っているので、色の組み合わせやその組み合わせから受ける印象などの参考に使っています。
最小の色数でいながらしっかりと見せたい要素を目立たせるものが多く、非常に勉強になります。
なにより載っているデザインが全て素敵なのでテンションを上げるのにも最適です。
本の最後の方にはグラデーションを使ったデザインも載っているので、綺麗なグラデーションとは?というところも参考になると思います。
ラジオ 部門
『 霜降り明星のオールナイトニッポン(霜降りANN) 』です。
2人の圧倒的なトークの面白さ+コーナーではハガキ職人に面白さを競わせるというストロングスタイルが魅力の番組です。
ただし、すごく面白いのでラジオにもっていかれる可能性があります。なので仕事中だと単純に手を動かす系の作業をしている時に主に聴いてます。
仕事中に聴くのにオススメ度 ★★☆☆☆
それでは第3位の発表
デザイン本 部門
『 文字のレイアウトで魅せる広告デザイン 』です。
文字を重ねたり、回り込ませたり、囲んだり……。
文字のレイアウト次第で、デザインに多様なバリエーションを生み出すことができます。
タイトルや見出し・コピーといった文字を効果的にレイアウトし、ターゲットの目を引く作品をアプローチ別に紹介します。
こちらは2位にするか悩むくらいよく見返す本で、文字を使ったレイアウト例を紹介している本です。
文字を枠で囲んだものや手書き文字、動きのある文字レイアウトなど10つの項目に分けて色々なレイアウトパターンを紹介しています。
バナーやメインビジュアルを考え始める前に参考として目を通すことが多いです。
目次が分かりやすいのもあって求めている雰囲気ややりたいことから参考を探しやすい一冊になっています。
ラジオ 部門
『 有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER(サンドリ) 』です。
有吉さんが太田プロ所属の芸人さんをアシスタントにお喋りをする番組です。
番組名や日曜20時からという時間帯からほのぼのラジオかなと思い聴き始めたんですが、悪口や下ネタや悪ふざけ(?)に溢れたほのぼのとは真逆の番組でした。
普通に噴くことがあるので、こちらも4位の霜降りANN同様で無心で手を動かす感じの作業中に聴くことをおススメします。
考えながらする作業には向きません。それか通勤ですね、その方が良いと思います。
仕事中に聴くのにオススメ度 ★☆☆☆☆
第2位発表の前に番外編
5位以内には入らなかったものの、番外編として紹介したい本とラジオがあるのでそちらも紹介します。
デザイン本 部門
まず本の方は『 レタースペーシング タイポグラフィにおける文字間調整の考え方 』です。
文字間調整の感覚を鍛える教科書。
デザインの品質を大きく左右するにも関わらず、正解がなく、デザイナーを悩ませる「レタースペーシング(文字間調整・文字詰め)」。
今まで感覚的に語られてきたレタースペーシングを、図と言葉と事例を用いて丁寧に解説した文字間調整の教科書。これからデザインを学ぶ学生の方や、自分のスペーシングを見直したいデザイナーの方に必須の一冊です。
この本は今市達也さんというタイポグラフィックデザイナー(グラフィックデザイナーもやっている)の方が書かれたレタースペーシング(文字間調整・文字詰め)についての本です。
文字間調整の部分って感覚でやっていて、しっかり勉強できたらいいなと思っていた時にこの本に出会いました。
もともと同人誌という形で販売していたんですが、気付いた時にはすでに手に入らない状態でどうしても欲しくて今市さんに再販についての問い合わせをして、今のところ再販の予定はないという返事に落胆しました。
その数年後に書籍として販売されることが決まって確か嬉しくて当日には手に届くように予約して買った気がします。笑
文字間調整について初歩的なところから様々なパターンを細かく丁寧に説明してくれているので、文字間調整って感覚でやってて正解が分からないと感じている方がいればぜひ読んでみてください。
ちなみにサイトも可愛いです。
ラジオ 部門
『 宮下草薙の15分 』になります。
コーナーはなく、基本的に1つのトークテーマに沿って15分トークするという内容で、
15分という短さもあって5位以内には入らなかったものの、毎週楽しく聴いてる番組です。
こちらは内容的にそこまで激しすぎないのと、短さから月曜か火曜の仕事初めに聴くことが多いです。
芸人ラジオをこれから聞き始める人の入りの番組として良いんじゃないかと思います。
仕事中に聴くのにオススメ度 ★★★★☆
続いていよいよ第2位
デザイン本 部門
『 アレンジ・オリジナル・組み方で差がつく! タイトル文字のデザイン 』です。
グラフィックデザインの中で必要不可欠といえる文字のデザイン。
書体のアレンジや組み方など、文字の扱い方でデザインは大きく変わります。
本書では、既存のフォントをアレンジした文字から、オリジナルで創作されたもの、また文字の組み方が際立っている作品などを手法別に紹介していきます。
チラシやポスターなどの広告から、書籍の装丁、パッケージまで様々なシーンで使える、文字デザインの決定版です。
こちらは3位の『文字のレイアウトで魅せる広告デザイン』とどっちの方が順位が上か悩んだ本で、広告系や一部パッケージのタイトルのデザインを紹介している本です。
先ほど紹介した3位と同じくバナーやメインビジュアルを考え始める前に参考として目を通すことが多いです。
個人的には目次からイメージが湧きにくいので求めている雰囲気から参考を探すの難しいなと感じているんですが、作ったデザイナーの名前や使っているフォント(基本的にはオリジナルが多いですが)情報などの記載があるため何となく気に入ったデザインを作ったデザイナーを検索してみたり、使うフォントの参考にしてみたりと色々と助かっているのでこの順位にしました。
掲載されているデザインのクオリティも高いですし、ボリュームもすごくて見ているだけでも楽しいと思います。
ちなみに今気になって計ってみたら厚さは3.5cm程でした。3位の本も同じくらいのボリュームです。
ラジオ 部門
『 空気階段の踊り場 』です。
2021年のキングオブコント王者 空気階段がバイトをしてた時代からやっている番組で、若手芸人が人生をラジオで垂れ流している番組です(良い意味です)。
人生過ぎてたまに泣けてくることがあるので、回によって仕事中に聴けるものと深夜の公園で缶チューハイ片手に一人静かに聴きたい回に分かれます。
雰囲気で察して聴くタイミングを調整して聴くようにしてください。
仕事中に聴くのにオススメ度 ★★★☆☆
それではついに第1位
デザイン本 部門
『 パッと目を引く! タイトルまわりのデザイン表現 』です。
Webサイトや、雑誌やカタログなどのページもの、チラシなどの広告類、様々なレイアウトにおいて必要不可欠な「タイトル」「見出し」の効果的な見せ方集です。
タイトルまわりの表現を多様なバリエーションの実例で示すことにより、サッと実務に応用できる資料集です。使用書体の情報付き。
またもや2位、3位と同じような用途で参考に開くことが多い本ですが、こちらの方がよりリアルに参考としてWeb媒体に落とし込みやすいと思います。
2017年に発行された本なのでこれまで紹介してきた本に比べると若干デザインに古さを感じるものがあるということと、掲載されているデザインのクオリティにも若干のばらつきは感じるんですがそれでも開く頻度としては高いです。
項目ごとに細かくどういう雰囲気のデザインなのか分かれているところと、使っているフォント情報が載っているのも好きポイントです。
ここまでの紹介の仕方だとなんでこれが1位なの?と思うような感じになってますが、リアル使い勝手で考えた時にパラパラしてる機会が1番多い気がするので1位にしました。
ラジオ 部門
『 アルコ&ピース D.C.GARAGE&オールナイトニッポン(DCG&ANN) 』です。
オールナイトニッポンの方はもう随分前に終わってしまったので聴けませんが、リスナー参加型のドラマのようなとても楽しい番組でした。
あそこでアルコ&ピースを好きになった人は多いんじゃないかと思います。私もそこからラジオの出待ちに行くくらい好きになりました。
終了した半年後に別の局でD.C.GARAGEが始まりました。
放送時間が2時間→1時間になりリアルタイムでの放送ではなくなったことでリスナー参加型の雰囲気はなくなりましたが、2人のトークや人柄が好きなことは変わらず引き続きということで第1位となりました。
一回で爆発的に面白いというよりは何となく聴いてたらハマってるというタイプの番組だと思うので、仕事中に聴くのにも丁度良い番組だと思います。
仕事中に聴くのにオススメ度 ★★★★★
さいごに
ここまで紹介してきたもの以外にもお世話になっている本やラジオはありますが、今回はよく見返すよね〜よく聴いてるよね〜目線で5位まで発表させてもらいました。
紹介したラジオは Spotify で無料で聴けるものも多いので、そこから自分の好みのものを探してみるのも楽しいと思います。PRじゃないです。笑
今回紹介したものが誰かの参考になったり、誰かが興味を持ってくれたらとても嬉しいです。
明日は、@wc_tanaka_rinさんになります。
それでは残り半月ですが素敵な12月をお過ごしください、メリークリスマス!