これはVoicy Advent Calendar 2023の6日目の記事です。
こんにちは。VoicyでAndroidエンジニアをしている、おぎです。
最近では、オフラインとオンライン同時開催の勉強会など以前より多く見かけるようになってきましたね。
先日、オフラインとオンライン同時開催の勉強会を初めて主催して色々と準備が大変だったので、今後やる方の参考になればと思い配信環境の準備などについて書いていきます。
環境
以下の環境で開催しました。
- オフライン:会社オフィス
- オンライン:YouTube Live
基本的に登壇者の方は全員オフライン会場で発表して頂く形式にしました。
準備するもの
それぞれの機材ついて説明します。
(同じことが出来れば以下の機材でなくてもOK)
- Mixcast4
- 会場のマイク音声、BGMなどを配信用PCに取り込むためのオーディオインターフェース。Mixcast4はスマホとBluetoothで接続出来るのでBGMの操作などが楽でした。
- Elgato Game Capture HD60 S (キャプチャーボード)
- 会場の発表者の発表画面を配信用PCに取り込むためのキャプチャーボード。これにHDMIケーブルを繋いで登壇者の方のPCと配信PCを繋ぎます。
- カメラ、三脚
- 登壇者の方を配信画面に映すためのカメラ。
- 配信用PC
- 配信に使うためのPC。配信は司会用などとは分けて専用機を用意した方が良いと思います。
-
OBS
- 配信するためのストリーミング配信ソフト。
- 配信用の背景画像など
- canvaで作成しました。
- マイク、スピーカーなど
- マイクは無線よりも有線の方が接続のトラブルなど防止出来て良いと思います。
開催してみてやっておいた方が良いと思った事
何よりも、オフライン会場に配信設備を想定通り配置出来るかを実際に配置して確認する事が重要です。
それぞれのケーブルの長さが足りるか、コンセントの位置は配信PCの場所から遠くないか、カメラの位置は発表の途中でも画角調整など出来る位置にあるかなど、実際に配置してみて気付くこともあるので実際に配置してみることをおすすめします。
今回の会場では、プロジェクターへ投影するためのHDMI入力口が音響などのPA機材から遠い場所にあり、移動させることが出来ない制約があったので、長いHDMIケーブルの用意などが必要でした。
また、配信用の背景画像を何種類か用意しておくと発表者の転換中に配信画面では転換用の画像を映しておくことが出来るのであると便利です。発表者の方が転換中に映したくない画面をスクリーンに映してしまっても、配信画面で転換中という画像を映しておけば配信事故を防止出来るので、おすすめです。
私はcanvaというサイトで作成したのですが、様々なフォントなどもありサックと作ることが出来ました。
もし、アーカイブ動画として残す場合は会場で流すBGMなども気を付けた方が良いかもしれません。著作権などにひっかからないBGMを用意する必要があります。私は音楽を作るDTMもたまにやっていたので、BGMを自作しようかと思ったのですがそこまでの時間がなかったので、SOUNDRAWというAI作曲サービスを利用しました。こちらは著作権フリーの良い感じのBGMを生成してくれるサービスです。
最後に一番伝えたいことがあります!
Macでスライド投影している画面をOBSを使って配信しようとしている時に、配信画面が黄色くなってしまう事はありませんか?
登壇者の方に以下の設定をして頂く事で解決出来ます!
Macの設定>ディスプレイ>True ToneをOFFにする。
今回の記事ではOBSの具体的な配信方法などは割愛しますが、検索すると詳しい説明をしてくださっている記事が沢山出てくるので色々試してみてください!
実際のハイブリッド開催した勉強会の様子はこんな感じでした!
これから、ハイブリッド開催の勉強会をやりたいと思っているけど、どうやったら良いだろうと思っている方の参考になれば幸いです。
明日のVoicyアドベントカレンダーもお楽しみに!