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はじめに

おばけですです👻
今年は、良いご縁があって様々な技術イベントに参加させていただきました。
その中でも特に、女性1に焦点を当てたイベントについて紹介させていただきます。
このようなイベントは、技術を深めるだけでなく、多くの素敵な仲間と出会うことのできる貴重な機会でもあります。
これからエンジニアを目指す方、エンジニアとしてさらに成長したい方々に、「こういう場もあるんだ!」と少しでも面白さを届けられたら嬉しいです!🙇‍♀️

今回取り上げるのは以下の3つのイベントです

  • Dots to Code (ハッカソン)
  • Code QUEEN (競技プログラミング)
  • Kunoichi Cyber Game (CTF)

Dots to Code

Dots to Codeとは?

ギャップを埋め、新たな可能性を見出す
をコンセプトに、IT・ハッカソン・起業の3つのジェンダーギャップ解消を目的としたハッカソンです。
(公式ページより引用:Dots to Code公式サイト)
2024年3月に約1ヶ月間開催されたこのイベントは、とにかく「楽しむこと」が大切にされていました。最終的な成果物の形は特に決まっておらず、参加者それぞれが自由な発想で「ギャップを埋めるもの作り」に挑戦するといったハッカソンでした。

開催概要

スケジュール

日付 内容
2/18(日) 応募締め切り
3/1(金) キックオフ
3/2(土) Git/GitHubチーム開発入門講座 by 株式会社Progate 様
3/3(日) プロダクト開発講座 by Dots to Code
3/9(土) プロジェクトに最速で馴染むためのコードリーディング入門講座 by 株式会社Progate 様
3/10(日) 中間報告
3/23(土) 最終報告
3/29(金) Pitch Day

参加形式

  1. 個人参加
  2. 個人参加だけどチームを組みたい人
  3. チーム参加
  4. チーム参加だけど、もっと人数を増やしたい人

私は、「知っている人と一緒に安心して参加したいけど、新しい人とも交流を深めたい」という思いから、2. 個人参加だけどチームを組みたい人を選びました。この形式のおかげで、新しい出会いも楽しみながら、チームでの協力がスムーズにできてとても良かったです。

3月29日に東京で開催されたPitch Day以外は、全てオンラインでした。ハッカソン初心者の方や、開発自体が初心者の方でも、事前講義を通じて一連の流れを学ぶことができ、とても心強かったです。また、運営の方々のご尽力とスポンサー様の多大な支援のおかげで、最終日のPitch Dayに交通費・宿泊費補助(適用条件2あり)を受けられました。関西在住の私にとって、対面で技術イベントに参加する機会は限られていたので、本当に助かりました。改めて感謝申し上げます。


私たちのチームでは、「emocha」という絵文字だけのチャットを作成しました。

残念ながら最終選考には残ることができませんでしたが、これまでのハッカソンで初めてデプロイまで進められたため達成感がありました。また、最終報告やPitch Dayでは、どのチームもアイデアや開発の質、プレゼンテーションがとても高いレベルで、良い刺激を受けました。

Pitch Day後の懇親会では、多くの方とお話することができました。事前に全チームの発表を聞いていたおかげで、話題に困ることなく盛り上がり、最初から最後まで楽しい時間を過ごせました。

CodeQUEEN2024

CodeQUEEN2024とは?

CodeQUEEN 2024は、AtCoder株式会社と合同会社AlgoParadeが共催するプログラミングコンテストです。
予選と決勝の2回に分けて実施され、予選はオンラインで、決勝は東京都千代田区のワテラスコモンホールで行われます。女性エンジニアを対象としたこのコンテストは、競技プログラミングを通じてデジタル・STEM分野におけるジェンダーギャップを解消することを目指しています。

(公式ページより引用:CodeQUEEN 2024 予選 (AtCoder Beginner Contest 358))


開催概要

スケジュール

日付 内容
6/15(土) 予選(オンライン開催)
8/3(土) 決勝(ワテラスコモンホールにて開催)

CodeQUEEN 2024は今年で2回目の開催でした。
私自身、この開催が告知された約2ヶ月前から本格的に準備を始めました。それまでは就活や研究が忙しく、競技プログラミングから少し距離を置いていましたが、このコンテストの告知が再挑戦のきっかけとなり、非常に大きなモチベーションを得ることができました。

予選💻

予選までの間は、過去問をひたすら解いたり、コンテストに積極的に参加して本番力を養いました。他にも、競技プログラミングをしている女性を対象としたDiscordで仲間を募って同じタイミングで過去問(バチャ)に取り組んだりもしました。共通の目標を持つ仲間とするバチャ、めちゃめちゃ楽しかったです🔥このDiscordに興味のある方は、ぜひ私のXアカウントまでご連絡ください!

Heatmap
図: 足が遠のいていた期間~開催決定~予選の期間の問題演習量を表すHeatmap。やる気が顕著。

こうした努力のかいあって、無事に予選を突破することができました。

決勝🔥

こちらのイベントも、運営の方々やスポンサーのご尽力により、交通費と宿泊費の補助をいただきました。関西で競技プログラミングをしている女性の仲間は少なく、こうしたイベントがないと同じ境遇の方々とつながる機会がほとんどありません。そのため、決勝の場で多くの仲間とお会いできたことは、とても貴重な体験でした。運営の皆様、スポンサーの方々に改めて感謝申し上げます。

Code QUEEN 2024 ノベルティ

いただいたノベルティの数々。最高の思い出です。

Kunoichi Cyber Game

Kunoichi Cyber Gameとは?3

若者のための国際女性CTF「Kunoichi Cyber Game」は、セキュリティスキルを習得できるだけでなく、国境を越えてサイバー空間に興味を持つ同世代の女性同士のネットワークを構築できる国際イベントです。
(公式ページより引用:Kunoichi Cyber Game)

具体的には、Kunoichi Cyber Game とは、若手女性を対象とした国際CTFです。こちらは今年2024年に初開催のCTFで、国境を越えてサイバー空間に興味を持つ同世代の女性同士のネットワークを構築することを目的としています。今年は、日本、欧州、米国、英国の4チームが決勝で戦いました。


開催概要

スケジュール

日付 内容
6/15(土), 16(日) 日本チーム予選(オンライン開催)
11/14(木) 決勝(CODE BLUE内で実施)

予選💻

予選では、SECCON Beginnersに1人で参加した30歳以下の女性のうち、上位5名(+控え選手2名)を選抜という方式が採用されました。
私もこの予選に参加し、同日に開催されていたCodeQUEENの予選と並行しながら取り組みました。忙しい一日ではありましたが、なんとか時間をやりくりし、無事に予選を突破することができました。

予選結果としては、KCG参加資格を満たす国内のチームの中で4位にランクインしました🎉しかし、1位の方とのポイント差が大きかったため、自分のスキル不足を実感しました。それと同時に、CTFへのモチベーションが大きく高まったのを覚えています。

決勝🔥

決勝は、11月14日に国際的なセキュリティカンファレンス「CODE BLUE 2024」の一環として開催されました。8時間の競技では、日本チームが力を合わせて各分野の問題に取り組み、効率よく連携を図りました。私のメイン分野はWebで、特にチームメンバーとの協力が印象的でした。
結果として、日本チームは全体で3位となり、表彰式では銅メダルをいただきました。

競技の合間には、CODE BLUEのさまざまなブースを訪問しました。各ブースでは、IoTハッキング等の多様なセキュリティ技術やツールを体験できるほか、企業や団体が提供するユニークなアクティビティ(千本引きやCTFなど)に参加できました。

なんとこちらのイベントも、運営の方々やスポンサーのご尽力により、交通費と宿泊費、カンファレンス参加費の補助をいただきました。私が在学している大学では、セキュリティコースに所属する女性が現段階で私1人だけということもあり、日本の女性エンジニアやセキュリティを学ぶ女性の方々と交流できたことは、非常に貴重な経験でした。本当にありがとうございました。

Code QUEEN 2024 ノベルティ

いただいたノベルティの数々。大切な思い出です。

おわりに

この記事が「こんなイベントもあったんだ!来年は自分も参加してみよう!」といったモチベーションに繋がると嬉しいです。そのときは是非会場でお話したいです。
読んでいただきありがとうございました!📚

  1. イベントによっては「女性」の定義が異なる場合があります。

  2. 25歳以下(※例外あり)の学生または社会人(収入の関係で交通費や宿泊費が出せない方)に交通費補助、加えて地方の方は宿泊費補助

  3. こちらに関して、私が以前書いた記事からの引用が多いです。

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