treeコマンドとは?
ディレクトリやファイルをツリー状に表示するコマンド
パーミッションやファイルの属性も表示できる
使い方
書式
tree [オプション] [ディレクトリ...]
オプション
表示対象関係のオプション
オプション |
長いオプション |
意味 |
-a |
- |
名前がドットから始まるディレクトリを含めて表示する |
-d |
- |
ディレクトリだけを表示する |
-l |
- |
シンボリックリンクをたどる |
-f |
- |
各ファイルやディレクトリを指定したディレクトリからのパスをつけて表示する。指定しなかった場合、カレントディレクトリから。 |
-x |
他のファイルシステムを対象としない |
|
-L 深さ |
表示するディレクトリの深さ(1以上の整数) |
|
- |
--prune |
からのディレクトリを表示しない |
-o |
- |
指定したファイルにtreeの出力を保存する |
並び替え関係のオプション
オプション |
長いオプション |
意味 |
-t |
- |
ファイルの更新時刻順に表示 |
-c |
- |
ファイルのステータス変更時刻順で表示 |
-r |
- |
アルファベット逆順で表示 |
-U |
- |
並び替えずに表示 |
- |
--diresfirst |
ディレクトリを先に表示(-Uを指定している場合は無効) |
表示内容関係
オプション |
長いオプション |
意味 |
-q |
- |
表示できない文字を「?」で置き換えて表示 |
-N |
- |
表示できない文字を8進数で置き換えて表示 |
-Q |
- |
ファイル名を二重引用符で囲んで表示 |
-p |
- |
パーミッションを表示 |
-u |
- |
ファイルの所有者を表示 |
-g |
- |
ファイルの所有グループを表示 |
-s |
- |
ファイルのサイズを表示 |
-h |
- |
ファイルのサイズを単位付きで表示 |
- |
--si |
ファイルのサイズをSI系の単位付きで表示 |
- |
--du |
ディレクトリのサイズを表示 |
-D |
- |
ファイルの更新時刻を表示 |
-F |
- |
ファイルの種類を表示 |
グラフィック及びHTML/XML関係
オプション |
長いオプション |
意味 |
-i |
- |
ツリー状にインデントせずに表示 |
-A |
- |
ツリーの表示の線をなめらかな罫線で表示 |
-S |
- |
ツリーの表示の線をASCIIの罫線で表示 |
-C |
- |
常に色付きで表示(色の設定は環境変数LS_COLORSに従う) |
-n |
- |
常に色無しで表示 |
-H URLの起点 |
- |
HTML形式で表示。ファイル名部分はURLの起点とパスを組み合わせたリンクとなる |
- |
--nolinks |
HTML出力時にリンクを出力しない |
-T タイトル |
- |
HTML出力時のタイトル(title要素及びH1要素で出力する |
参考サイト
@IT