#はじめに
本記事はVCIアドカレ2019の19日目の記事です。
VCIアドカレ2019
#いらっしゃいませ!
バーチャルキャストでは凸者さんが来ると、サウンドが流れます。
それとは別にVCIで凸者さんが来た時に「いらっしゃいませ!」って流れるVCIを作っ
てみました。
実際には「ラジカセっぽい」に入ってる機能の一つです。
#どうやってやるのか?
凸者さんが来た時にだけ音声を再生する。
書くとこれだけですが、意外と気づかない方が多かったりしたようです。
「ラジカセっぽい」のテストしているときに、どうやるの?って何度か聞かれまし
た。
特に変わったことはしていないので、気づいた方も居ると思います。
分かりやすく書き換えてみましょう。
プログラム実行時に一度だけ音声を再生する
種明かしはこれだけです。
#VCIのしくみ
VCIは出し方と部屋にいる方、全員に読み込まれそれぞれの環境で実行されます。
その時に、所有者、VCIオーナーなどで実行制限をかけて動かしています。
そして凸した方は出ているVCIを読み込んで自分のVキャス環境で実行が始まります。
そして、全員が必ず実行するプログラムの部分に、変数の初期化が有ります。
(無い場合もありますが・・・)
全員が必ず実行する変数の初期化、その下にでも音声再生入れておけば、全員が一度
実行します。
#実際にLuaで書いてみる
音声再生だけが入ったVCIを作成すれば、凸者が来た時に音声を流すVCIのできあ
がりです。
一応、音量だけはパラメータにして調整するときに分かりやすくしておきます。
Luaで書くとこれだけです。
local Volume=0.08 --Volumeの値は元ファイルの音量により調整すること
vci.assets.audio._ALL_PlayOneShot("いらっしゃいのファイル名",Volume)
VCIのオブジェクトに関しては初期のキューブでも良いので、音声ファイルをUnity上
で割り当ててください。
#いろいろな使い方
実際には他の処理と組み合わせるので、StateやEmitなんかと組み合わせていろいろ
な処理を行ったします。
「ラジカセっぽい」、「コメビュ」ではこんな事をやっています。
・ラジカセっぽい:「いらっしゃいませ」音声、BGMのリプレイ
・コメビュ:凸者のカウント
いろいろ組み合わせれば、アニメの再生やオブジェクトの処理なんかも条件を付ける
事ができますね。
#おわりに
アイディアとしては、凸者さんが入った時に侵入者の警報サイレンが鳴ってみたり、
ゼロ地点で爆発起こしてみたり・・・。
あまりやりすぎないようにしましょう。
以上。