環境を構築しなおすときなど、ChocolateyやScoopなどでパッケージ管理していると非常に便利なのですが、SQL Server Management Studio(以降SSMS)はつぎの点からそれらで管理するのが難しいです。
- Chocolateyには日本語版がない
- Scoopには未登録
またSSMSは自動更新機能がないので(通知は来る)、更新するためには毎回ダウンロードしてきて実行するといった手続きが発生して煩雑です。
そこでSSMSをインストールまたは更新するためのPowershellのスクリプトを書いたので共有しておきたいと思います。
Invoke-WebRequest -UseBasicParsing -Headers @{"Accept-Language" = "ja-jp"} -Uri https://aka.ms/ssmsfullsetup -OutFile SSMS-Setup-JPN.exe
Start-Process -FilePath SSMS-Setup-JPN.exe -ArgumentList "/install /passive /norestart /wait" -Verb runas -Wait
これでインストールも更新も自動で実行されます。
ちなみにインストーラーのパラメーターは以下の通りです。
パラメーター | 説明 |
---|---|
/install or /repair or /uninstall | インストール、修復、アンインストールします。インストールが既定値です。 |
/passive or /quiet | プロンプトなしの最小限の UI を表示するか、または UI もプロンプトも表示しません。既定では、UI とすべてのプロンプトが表示されます。 |
/norestart | 製品をアンインストールする |
/log <ログ ファイルのプレフィックス> | SSMS セットアップ ログの先頭文字です。既定では、ログ ファイルは %TEMP%\SSMSSetup の下に作成されます。 |