Windows Server 20xxを評価版ライセンスから製品版に変更する方法。
ライセンス購入が間に合わない・・・でも構築しないとスケジュールが・・・という時に使ってる。
なお、ActiveDirectory が構築された評価版は ActiveDirectory をアンインストールしないと駄目なので注意。
変更可能なライセンス
評価版から下記の製品版にすることができる。
- マイクロソフト公式
- 一般的に販売されている製品版
- ボリュームライセンス版
- OEM版
実際に評価版からボリュームライセンス版に変更は確認済み。
手順
管理者権限でコマンドプロンプト(PowerShellでもいい)を起動する。
起動後、下記コマンドを実行し、現在のエディションを確認(Eval
が評価版)。
C:\Users\Administrator>DISM /online /Get-CurrentEdition
展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.14393.0
イメージのバージョン: 10.0.14393.0
現在のエディション:
現在のエディション : ServerStandardEval
操作は正常に完了しました。
製品版のライセンス認証を実施(プロダクトキー及びインターネット接続が必要)。
インターネット接続がない場合は電話認証などを検討する。
DISM /online /Set-Edition:<エディション ID> /ProductKey:XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX /AcceptEula
エディションIDは下記参照。
エディション | エディションID |
---|---|
Standard | ServerStandard |
DataCenter | ServerDataCenter |
※認証エラーが発生した場合は「トラブルシューティング」で再度認証を実施し、再起動を実施すると上手くいくらしい。