前回、「リストのアイテムが数万あってフォーム上でChoicesしようとするとダメぽだったのでDataverseに逃げた」という話をしましたが、試行錯誤して数万のリストでもマスタとして使えるようになったので残しておきます。
こんな感じで、「テキスト入力」項目と「ドロップダウン」項目を設置しておきます。
説明のためにドロップダウンの項目のVisibleをTrueにしてスクショしてますが、
実際にはこの項目は非表示にしています。
で、テキスト入力に関しては特にプロパティの設定はありません。
強いて言うなら数値だけ入力できるように正規表現で制限かけるくらいかと思いますが、
今回の件とは関係ないので割愛します。
さてドロップダウンの方のプロパティを設定しましょう。
Itemsにこのように入れます。
Filter('相手先コード一覧', タイトル=txt_client_code.Text)
Valには、表示させたい項目名を選択します。
今回は「相手先コード一覧」というリストのタイトルを相手先コードとして使用しているので、
タイトルを持ってきています。
txt_client_code というのはテキスト入力項目の名称です。
なので、
「テキスト入力フィールドに入力した相手先コードの値と、相手先コード一覧リストのタイトルを照合して、相手先コード一覧リストからタイトル列を持ってくる」というFilter関数の設定になります。
これで数万アイテムのリストをマスタとして参照させる事が可能になりました。
内容としては実にシンプルですが、めちゃくちゃ実用的な情報だと思うので、心の中で投げ銭をお願いします。
みなさまの業務が少しでもラクになれば幸いです。
それではまた。