はじめに
GPT-4はプロンプトの応答が遅かったのですが、GPT-4oになってだいぶ早くなったというのを目にしていました。出力の精度も確認したかったので、簡単なWebアプリを作成してみようと思いました。
アプリケーションの概要
- Node.jsでTodo管理するWebアプリケーション
- ユーザ登録、ログイン、トークン認証あり
- プロジェクトと、プロジェクトごとのTodoの追加
※あくまでサンプル的なものなのであまり期待せずでお願いします。
GPT-4o プロンプト入力
GPT-4o プロンプト応答
出力されたプロジェクト構造
my-todo-app/
│
├── node_modules/
├── app.js
├── config.js
├── database.js
├── routes/
│ ├── auth.js
│ ├── projects.js
│ └── todos.js
└── models/
├── user.js
├── project.js
└── todo.js
その後にそれぞれのソースを出力してくれます。全てのソースを出力しますが、一部のみ記載します。
app.js
const express = require('express');
const bodyParser = require('body-parser');
const authRoutes = require('./routes/auth');
const projectRoutes = require('./routes/projects');
const todoRoutes = require('./routes/todos');
const app = express();
const PORT = process.env.PORT || 3000;
// ミドルウェア設定
app.use(bodyParser.json());
app.use(bodyParser.urlencoded({ extended: true }));
.
.
.
(省略)
最後にプロジェクトの起動コマンドを出力して終わります。
npm install
npm start
アプリケーションの起動
npm start
Server is running on port 3000
起動してみたはよいのですが、画面がありません。追加してもらいましょう。
publicフォルダ下の3ファイルが追加されました。
my-todo-app/
│
├── node_modules/
├── public/
│ ├── index.html ・・・追加
│ ├── style.css ・・・追加
│ └── app.js ・・・追加
├── app.js
├── config.js
├── database.js
├── package.json
├── routes/
│ ├── auth.js
│ ├── projects.js
│ └── todos.js
└── models/
├── user.js
├── project.js
└── todo.js
動かしてみましょう。
localhost:3000
まとめ
GPT-4oを使ってみて、GPT-4と比べてプロンプトの応答が体感でもかなり早くなっていることが分かりました。出力されたファイルの精度は高く、いくつか不足しているソース、処理がありましたが、9割くらいはそのまま動かせるものでした。プログラムの初期作成はAIが中心になっていくでしょう。