はじめに
Dockerというソフトウェアを活用してjavaの環境を一瞬で作る方法について解説します。
いくつかのJavaのバージョンをローカルマシンで管理することによってバグが発生。なんてことはこれでおしまいです。
作業
任意の名前のディレクトリを作成します。次にDockerfileとMain.javaをそのディレクトリの中に作成します。
内容は次の通りです。
Dockerfile
FROM openjdk:7
# Dockerfileのあるディレクトリの中のファイルをコンテナに保存する。
COPY . /usr/src/myapp
# 作業ディレクトリを指定する
WORKDIR /usr/src/myapp
# コンテナ内でコンパイルする
RUN javac Main.java
# コンテナで"java Main"を実行する
CMD ["java", "Main"]
Main.java
public class Main {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello World!!");
}
}
次にDocker imageを作成します。
カレントディレクトリで以下のコマンドを実行します。
docker build -t java_image .
次に作成したimageをコンテナにします。
docker run -t java_image
するとMainが実行され次のように出力されます。
Hello World!!
Dockerについて手を動かしながら学びたいという方は次の一冊がおすすめです。