おうちkubernetesの構築した記録全3回のうちの2回目となります。
※この内容は、masterノード / workerノード双方とも同じ処理を行います。
環境
S/W
- OS ： Ubuntu22.04
- docker : 20.10.12
- kubernetes : 1.24.1
- terterm ：4.106
H/W
- 本体 ：rasberry Pi4 8GB × 2
- ルータ ：LINKSYS 5PORT
- SDカード ：64GB
1. kubernetesのインストール
本項目は、masterノード / workerノード共通の処理となります。
- kubernetesをubuntuにイストールする。
1）以下のコマンドを実行し、super userに切り替える。
$ sudo -s
2）super userに切り替わったら、以下のコマンドを実行し、googleのGPGキーを取得する。
$ curl -s https://packages.cloud.google.com/apt/doc/apt-key.gpg | apt-key add
3）OKが表示されたことを確認する。
- 以下のコマンドを実行し、swapを削除する。
$ swapoff -a
4）以下のコマンドを実行し、Kubernetesのリポジトリを追加します。
$ apt-add-repository "deb http://apt.kubernetes.io/ kubernetes-xenial main"
- 以下のコマンドを実行し、パッケージリストを更新する。
$ sudo apt-get update
6）以下のコマンドを実行し、kubelet、kubeadm、kubectlをインストールする。
$ sudo apt install -y kubelet kubeadm kubectl
- 以下のような内容が表示されたら、正常にインストールされたことになります。
conntrack (1:1.4.6-2build2) を設定しています ...
kubectl (1.24.1-00) を設定しています ...
ebtables (2.0.11-4build2) を設定しています ...
socat (1.7.4.1-3ubuntu4) を設定しています ...
cri-tools (1.24.0-00) を設定しています ...
kubernetes-cni (0.8.7-00) を設定しています ...
ethtool (1:5.16-1) を設定しています ...
kubelet (1.24.1-00) を設定しています ...
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/kubelet.service → /lib/systemd/system/kubelet.service.
kubeadm (1.24.1-00) を設定しています ...
man-db (2.10.2-1) のトリガを処理しています ...
$
以上で、Kubernetesのインストール作業は完了となります。
次回は、masterノード ／ workerノードそれぞれの設定と動作確認を記載します。