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Webアクセシビリティ(1)

Last updated at Posted at 2024-03-02

はじめに

この記事では話題になっているWebアクセシビリティに関して知り、取り組めるようになることが目的です。
まずは、Webアクセシビリティとはなんなのかについてまとめていきます。

アクセシビリティ(Accessibility)の概要

アクセシビリティとは、「利用可能な状況の幅広さ」を意味し、Accessibility = Access(アクセスする) + Ability(できること)から成り立っています。すなわち、さまざまな状況の人々が製品やサービス、環境を利用しやすくすることを指します。

ユーザビリティとの違い

ユーザビリティは「使いやすさ」を指し、特定のユーザーや状況下での利用のしやすさを意味します。一方、アクセシビリティは様々なユーザーの状況を考慮した利用可能性の幅を表します。

Webアクセシビリティの概要

Webアクセシビリティは、Web上のコンテンツやサービスが幅広いユーザーにとって利用可能であることを意味します。

アクセシブルなWeb

Webは、通信環境と端末があれば、どのような時間や場所、デバイスからでもアクセス可能です。これにより、様々な状況の人々がオンラインで買い物や学習、仕事、情報収集を行うことができます。

Webコンテンツの柔軟性

Web上のコンテンツはユーザー側で表現を変更できるため、さまざまな状況のユーザーに対応可能です。例えば、文字の大きさや色の変更、スクリーンリーダーを通じた音声読み上げなどが可能です。

Webアクセシビリティと「障害」

アクセシビリティを考える際、障害の有無だけでなく、様々な利用状況を考慮する必要があります。

障害の種類と対応

  • 視覚障害: スクリーンリーダーや文字サイズの調整、コントラストの変更などで対応可能
  • 色覚特性: カラーフィルタを使用して色を認識しやすくする
  • 聴覚障害: 音声情報をテキストに変換することでアクセスを容易にする
  • 上肢障害: キーボードのみでの操作や音声コントロールなど、様々な入力方法を提供する
  • 認知・学習障害: 分かりやすい言葉の使用や補助的なグラフィック、シンボルの利用など

加齢と障害

加齢によっても、視覚や聴覚、認知能力などに変化が生じるため、アクセシビリティの考慮が必要です。

一時的な障害

一時的な状況(メガネを忘れた、手が塞がっているなど)もアクセシビリティの観点から考慮する必要があります。

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