Windows PCには単純なInput/Output ADなどが使うことができません。
過去にWindows PCにはプリンタポートやシリアルポートなど組み込み用途と使える
インターフェースがありましたが、最近のPCはそれら古いインターフェスは省略されています。
Arduino UNOはスケッチを使って簡単に組み込みプログラムを動作できるのですが
組み込みプログラムをある程度知識が必要です。
ArduinoにはPCと接続を意識したFimata というFWが準備されています。
これを使えばPythonプログラミングでI/O操作を行うべく使えるようになります。
サポートされているI/Oインターフェスを記載します。
現在、ArduinoのFirmataに接続するPythonインターフェースは大きく分けて2つあるようです。
pyFirmata
I/O Pin | ADC Input | PWM output | I2C | SPI | UART |
---|---|---|---|---|---|
〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
pyMata
I/O Pin | ADC Input | PWM output | I2C | SPI | UART |
---|---|---|---|---|---|
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
UARTはFirmataの制御用で使えないので仕方ないですが
SPIが対応していないのが惜しいところ。pyMataであればI2C対応しているので
センサー機器をつないで制御するには向いています。
簡単に使うのであればpyFimataの方が使いやすいかもしれません。