##0.0 はじめに
Unityでゲームを作っていると規模が大きくなるにつれ起動速度が遅くなる場合があります。私の経験した症状はアプリ起動後、Unityのロゴが出た後、最初のシーンの画面が出るまでに10秒以上かかるというものでした。
この症状を改善させるうえで分かったこと、行ったことをまとめておきます。
##1.0 症状
アプリ起動するとUnityのロゴが出ますが、その後、最初のシーンの画面が出るまでに10秒以上かかる。
##2.0 原因
起動時に音データを一度に読み込んでいた。この処理に時間がかかっていた。
(音データが多くなればなるほど多くの時間がかかっていた。)
##3.0 対策
音データをバックグラウンドで読み込む設定に変更することで解決しました。
##4.0 解決方法
音ファイルを選択、Inspector(インスペクター)に表示される Load in Background にチェックを入れるだけです。
##5.0 注意
この設定により音ファイルがバックグラウンドで読み込まれるようになり、スタート時の先読み込みが無くなります。このため未読み込みの音の再生時に若干のタイムラグが発生することがあります。BGMなど最初のシーンで再生する必要がある音は Load in Background の設定を外しておきましょう。